408~411日目【ペルー】Churín (チュリン)、そしてHuancahuasi (ワンカワシ)へ フリーク発狂の秘境温泉を堪能! その③再昇天&復路編

2015年7月22日~25日
充実のチュリン。滞在最終日。熱々のFierroの湯とぬるいLa Mesetaの湯。昇天入浴動画。


 チュリン滞在最終日は2ヶ所の湯を体験しようと計画。午前中はチュリンからタクシーで8分程にあるFierroの湯。午後はチュリン町内にあるLa Mesetaの湯。前者は熱々、後者はぬるめという前評判。

408~411日目【ペルー】Churín (チュリン)、そしてHuancahuasi (ワンカワシ)へ フリーク発狂の秘境温泉を堪能! その②昇天編

2015年7月22日~25日
ワンカワシ・大統領の湯!日本人好みの熱々温泉。プールと個室でまったり昇天!

山間の温泉、秘境温泉ワンカワシ

 ワンカワシはフジモリ大統領が整備した温泉。日系人が手を加えているということで、日本人好みである期待が大きいですね。先に結果を書けばこういう具合でした。↓

ホンマ♨(*´Д`)♨エエ湯ヤデシカシ…

408~411日目【ペルー】Churín (チュリン)、そしてHuancahuasi (ワンカワシ)へ フリーク発狂の秘境温泉を堪能! その①往路編

2015年7月22日~25日
悪路を越えた先にあった温泉フリーク憧れの地、チュリンに到着!

チュリンの町並み。温泉町っぽくはない

 眠れない…。翌日の遠足が楽しみな小学生かい!などと自分にツッコむ。バス移動の車内で寝たらいいのです。4時半に起床し、準備を整えました。5時40分頃にお宿桜子のオーナーnatsukiさんのご主人、マリオさんと共に暗い外に出てタクシーを捕まえました。マリオさんがバス会社までの案内を運ちゃんにしてくれたので、乗り込むのみ。旧市街へ。

407日目【ペルー】Lima (リマ) お宿桜子 チャリダー仲間の高橋せんまるさん

2015年7月21日
自転車世界一周を生放送しながら旅をしているチャリダー、高橋せんまるさん。出発を見送る。

チャリダーの勇姿。出発の緊張感

 お宿桜子のホスピタリティーったら最高。タカハウスより良いのではないか?笑。とても居心地良いです。オーナーのnatsukiさんがまた親切で、作ってくれる朝ごはんが美味しい。家のような感覚を受ける宿はタカハウス以来です。

399~406日目【ペルー】Lima (リマ)への8日間 トルヒーヨ~リマ間、沿岸部砂漠帯の走行

2015年7月13日~20日
温泉を優先したスケジュール。ワラスへは行かない。Hospedajeの罠。国によって異なるホテルの概念。

Casa de Ciclistasのオーナー、Luchoさんと

【スケジュール変更: ワラス行きを辞め、温泉郷チュリンを選択】
 ワラスを勧めない人はいません。それだけ素晴らしい所なのでしょう。ただ大抵の旅人が行くということで、同じものを見に行っても仕方がないという思いがあります。皆が行く所は心に響かないというケースがこれまでの旅でよくありました。私にとってワラスはどうもそういう雰囲気があるように感じます。ペルー人にワラスのことを聞いても Muy lindo. (すごく綺麗)と言うばかり。他に形容する、私を惹きつける言葉は無いのでしょうか?

MSRドラゴンフライの効果的なメンテナンス法4つ


MSRドラゴンフライの構造と扱いが分かってきたので、以下に記します。いざ調理という時に火がつかなくなるピンチがあったら参考に。

MSRドラゴンフライはガソリンストーブのひとつで、多様な燃料の使用が可能ですが、原則としてホワイトガソリンの使用が推奨されています。

ところがホワイトガソリンは先進的なアウトドアショップでないと入手は案外難しいものです。またホワイトガソリンは価格的に少々高額で、反して有鉛ガソリンはガススタンドで格安購入&容易に入手可能なことから、自転車旅行者は有鉛ガソリンをよく用いることになります。

ガソリンを用いる以上、ススが出ます。このススこそがストーブを故障に導く最大の原因です。機器内の諸々にススが付いていると、ガソリンの供給を阻害し、燃焼を不安定にするのです。

ドラゴンフライは「燃焼に必要な燃料の供給がされていれば、継続燃焼する」のであるから、「燃料の通り道にこびり付いたススを落とす」ことで、改善します。このことを構造と共によく熟知し、以下の4つのメンテナンスを行えば、必ず安定した燃焼を得られるでしょう。

※各部名称は付属の取り扱い説明書を参照のこと

【1. フレームアジャスターバルブアセンブリーのスス除去】
ホワイトガソリンよりも有鉛ガソリンを使ったほうがススのこびり付きが起こりやすいことが分かりました。特にフレームアジャスターバルブアセンブリーの先端3~4cmのあたりにこびり付くのです。これをナイフなどを使って削り落としてやります。

スス除去前
スス除去後


 
【2. フレームアジャスターパイプ内のスス除去】
盲点はフレームアジャスターパイプの内壁。バルブアセンブリーを挿入した際に抵抗を感じたならススがこびり付いているため、メンテナンスを行います。バルブアセンブリーのネジ山を使ってパイプ内壁のススを削り落とす要領で、バルブアセンブリーをパイプ内に出し入れして内壁と擦り合わせます。

結構ススが取れます

【3. ジェットのクリーニング】
もし、写真の様にフレームアジャスターパイプ内に空気を送り込んで、ジェットから出てこない場合は、ジェットがススで詰まっていますので、清掃ワイヤーでジェットの穴をクリーニングします。ここに目詰まりが起きていると、燃焼に必要な燃料の供給が不十分となり、燃焼が不安定あるいは停止します。

燃料パイプフィルターを塞ぎ
パイプから空気を吹き込む
ジェットから空気が出てくる
ジェットから空気が出てこない場合は、清掃ワイヤーで穴を清掃する



【4. 燃料パイプフィルターのチェック・交換】
上記3つのメンテナンスをしたにもかかわらず燃焼不良の場合は、依然として燃料の供給が不十分であると考えられます。その主な原因は燃料パイプフィルターの目詰まり。新しいフィルターに交換してやると上手くいくことがほとんどです。

あるいは、アウトローな方法ですが、メンテナンスキットにある安全ピンを使ってフィルターの真ん中に穴を空けてみます。これで燃料の通りが若干良くなるので、上手く燃焼してくれるかもしれません。おそらくフィルター無しでは燃料がタンクから圧力を持って勢いよく送り込まれるために上手くいかないでしょう。フィルターが勢いを受け止め、燃料の不純物を除くため、故障の確率が下がると考えられます。

フィルターが黒く汚れてくると目詰まりしてきたということ。アウトローは目詰まりしたら穴を空ける

396~398日目【ペルー】Torjillo (トルヒーヨ)の日々 ウェルカムな雰囲気だが、ぼったくりに注意 遺跡見学と自転車のメンテナンス

2015年7月10日~12日
トルヒーヨを観光。太陽と月の遺跡を見学。自転車をオーバーホール中に問題発覚。

太陽と月の遺跡ミュージアム。内部は撮影禁止

【市街観光】
 トルヒーヨという街をセントロを中心に歩いてみることに。メルカドがあったのでPescado Frito (魚のフライ)の定食を食べようと中に入ると食堂エリアは熾烈な客引きが行われていたのでした。オバちゃんに腕組みをされてグイッと引っ張られます。オバちゃん、胸、当たってますよ。

394~395日目【ペルー】Torjillo (トルヒーヨ)へ 強盗の出る危険な沿岸部砂漠帯は午前中に突破する

2015年7月8日~9日
睨みをきかせて警戒しながら砂漠帯突破。Ruinas de Chanchanを観光。チャリダーの聖宿 Casa de Ciclistas とは?


【8日: Chicama (チカマ)へ】

 Pacasmayo (パカスマヨ)。写真を撮っていないのですが、まぁ普通の町で、見物は海岸のみ。一応「Ciudad de Dios (神の都)」という立派な別名があります。インカより前、モチェ文明辺りでの呼び名でしょうか。

391~393日目【ペルー】Pacasmayo (パカスマヨ)へ 予想外のルート変更がされる 不安な沿岸部へ

2015年7月5日~7日
ピンチになると救いが訪れる。稀有な運に不思議と感謝を思う。まさかのパカスマヨ、沿岸部へ。

パカスマヨの海岸。カルタヘナ以来の海抜0mへ

【5日: Chilete (チレテ)から南へ4kmで野宿】

 カハマルカ印のヨーグルトのおかげで胃腸が急激に改善。腸内が腐敗していたわけですね。コーラを飲まずにいたことも良かったのだと思います。砂糖たっぷりの炭酸飲料水は胃腸に悪いということです。疲れると2リットルぐい呑みなんてことやってましたから、そりゃ胃腸荒れますよね。

388~390日目【ペルー】Cajamarca (カハマルカ)とBaños del Inca (温泉)を観光

2015年7月2日~4日
先ず温泉へ、その後市街を歩き回る。さらにその後は特に何もせず、メルカドで昼飯、アイスを食べ、ホテルでだらだらネットとスペイン語の勉強をする日々。

カハマルカ市街

【温泉バニョス・デル・インカ】
 インカ皇帝アタワルパが通っていたという温泉。カハマルカ市街からコレクティーボに乗って20分位、料金0.8ソルで行けます。入浴施設の場所がちょっと分かりにくいため以下に地図を置きました。個室6ソルで入浴できます。

Baños del Inca入り口

385~387日目【ペルー】Cajamarca (カハマルカ)へ テントが強風に飛ばされてアッという間に遠方へ ずぶ濡れ回収

2015年6月29日~7月1日
ようやく温泉の地、カハマルカに到着。辛いハードワークも温泉があれば乗り切れる。ドマドーム紛失危機。

標高3800mでの野宿。深夜は寒い風が吹いた

【29日: Bambamarca (バンバマルカ)へ】

 連泊したChota (チョタ)からバンバマルカへは40kmくらいと見積もりました。標高は900m上げるだけ。普通なら楽なスケジュールのはずですが、ペルーの道路は期待できませんので、ゆっくり出発というわけにはいきません。8時半にホテルを出ました。

380~384日目【ペルー】チョタへ 胃腸の不調と慢性疲労感に苦しむ

2015年6月24日~28日
身体が不調だと見える景色は単調で無感動。なんか色々疲れてきた。でもペルーはヨーグルトが美味いのが幸せ。

ハエン。車道の9割をバイクタクシーが占めるという異常な町

【24日: ハエン、延泊】
 朝起きると胃腸に違和感、透明な下痢便。こりゃ今日の出発無理だろ、ということで延泊決定。水と飲むヨーグルトを買ってきて飲む他は絶食。何もやる気がせず、ネットサーフィンをして終わった一日。

【近況報告】1級時計修理技能士になっています【仕事・趣味・旅行】

もう自転車旅行から帰ってきて8年半も経つとは驚きで早すぎると思うし、一方で旅の記憶は少しずつ薄らいできており、この点で年月の経過を感じる。 だからこうしてブログとか、Youtubeに旅の様子を残してきて良かったなと思う。苦しいことばかりだったと思うが、今ではいい思い出。 さて現在...