408~411日目【ペルー】Churín (チュリン)、そしてHuancahuasi (ワンカワシ)へ フリーク発狂の秘境温泉を堪能! その③再昇天&復路編

2015年7月22日~25日
充実のチュリン。滞在最終日。熱々のFierroの湯とぬるいLa Mesetaの湯。昇天入浴動画。


 チュリン滞在最終日は2ヶ所の湯を体験しようと計画。午前中はチュリンからタクシーで8分程にあるFierroの湯。午後はチュリン町内にあるLa Mesetaの湯。前者は熱々、後者はぬるめという前評判。

 タクシーの価格は10ソル。コレクティーボだと2.5ソル。いずれにしても、10ソル分の客が集まらないと走り出しません。タクシーは場合によっては運ちゃんの判断で相乗りとなることで安くなることがあります。料金交渉は以下のようにしましたが、苦い顔をして乗り気ではありませんでした。ぼったくらず、正規の価格で正常に運行しているようです。

「Quiero ir a Fierro. (フィエーロの湯に行きたいです)」
「Fierro? Vamonos. (フィエーロ?んじゃ行くか)」
「Cuanto cuesta? (幾らですか?)」
「Diez. (10ソルだ)」
「No puede rebajar un poco? (もうちょっと安くできませんか?)」
「Nueve. (じゃあ9ソルで)」
「Lo más? (それが限界?)」
「Si. (うん)」

Fierroの湯施設

 Fierroの湯 (3ソル)では屋内プールの写真を撮れませんでしたので文章にて説明すると、湯温は40度以上で熱々、色は茶色く濁っており、ほんのり硫黄の香りがしました。空気はむわっとした湿度の高さで、静寂の中お湯のチャプチャプいう音が聞こえる雰囲気のある温泉。チュリン郊外にあるこの温泉は人が少ないようです。加えてペルー人は熱々の湯に浸かるのが苦手な人が多いという理由もあるでしょう。

「最高。もうのぼせてしまうから上がろうか。しかし俺より前から入っているあの爺さん、大丈夫かな?」

良い天気、良い風が吹いている

建物脇の水路には熱々の湯が流れている

 熱いので長湯はせず、入浴は湯から出たり入ったりを繰り返して25分で終了しました。汗だくで浸かって施設から出ると、風が涼しくて気持ち良く、スッキリ感が助長されて最高です。

ペルーの独立記念日 (7月28日)が近いため、お祭りの準備が進んでいる

 タクシーでチュリンへ帰って昼飯を食べようと、Chifa el Dragonという中華屋に入りました。ここの歳が18の女の子と話し込みまして、楽しい食事ができました。彼女は私を25歳くらいと思っていたようで、実年齢を教えると驚いていました。若く見られると嬉しいもんですね。Que te parece japones?と日本人についてどう思うか聞いたらBuena gente (良い人)との返答。日本人・韓国人は好きだけど、中国人は嫌いだそうです。Chifaは好き、でも中国人は嫌いだということです。

La Mesetaの湯施設

嬉しい個室タイプ

 食事後はLa Mesetaの湯 (3ソル)へ移動。嬉しいことに個室ではないですか!入浴の制限時間25分という張り紙を見つけてスタッフのオッサンに聞くと「今混んでないから好きなだけお入り」との仏の様なお言葉。

透明度の高い湯だ

 部屋に入るとよく清掃されていて綺麗。湯船にはドバドバと新しい湯が入ってくる。湯温はやはりぬるいが、個室の密閉型とあって風が無い分寒さは感じません。


 このぬるい湯が思いのほか心地良くて、テンションの上がった日本人フリークは昇天入浴動画を撮影してしまったのでした。検索で表示されることの無い限定公開。(見苦しいセクシーショットがあるので、吐き気にご注意下さい)

カッコ良すぎる

 ミスターオリンピア時代のシュワちゃんみたいな肉体なら自信を持って一般公開したのですがね。


 さて、明日のリマへの復路バスチケットを買わねばなりません。帰りは別のバス会社を使ってみようということで、Armonia Turismoで購入しました。25ソル。チュリンにはバスターミナルがあるので出発時間までに集合します。

 チュリンを11時に出発して、リマ到着は17時 (リマ北ターミナル駅: Terminal terrestre Lima Norte)。ここからお宿桜子へ安く行くには、コレクティーボでセントロのアバンカイ通りに出て、ルリガンチョ方面のバスに乗り換えです。ただもう時刻からして暗くなってきていますので、一番確実なタクシー (30ソル)にて移動することにしました。お宿桜子の名刺に書かれた住所 (Dirección)を提示。運んでくれる運ちゃんを探しました。

 お宿桜子に到着して熱々のシャワーを浴びるとスッキリ。今日が終わったのでした。

 チャリダーにとってはバス移動という、他者に移動を任せることはストレスが溜まります。一方、温泉フリークとしてはワクワクしていましたが。

 チュリン観光で最高潮に至ったのは、ワンカワシの大統領の湯・個室。温泉好きには是非行ってもらいたい最高の湯です!山間に囲まれた標高3000mに湧く熱々の湯は、日本では体験不可能です。澄んだ空気とのんびりした雰囲気がリラックス感を増幅させます。

 リマ滞在中の周辺観光のひとつとして、真剣にオススメ致します。

その①往路編

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