2016年4月20日~22日
故郷日本へ。
故郷日本へ。
先日、自転車を詰めるダンボール箱は自転車屋ですんなり貰えた。
Hello. Do you have a bike box? Could you give me? -Yes, here this. -Thank you so much.
9泊したホテルを出て空港へ向かうが蒸し暑くて参る。ダンボール箱はできる限り小さく折りたたんでフロントラック上に固定して運んだ。
今日は20日。実はフライトは21日なのですが、出発が8時50分。2時間前にはチェックインを済ませておきたい都合上、今日は空港泊で過ごさないといけない。明日21日の未明にチェックアウトして、空港で自転車バラして詰めるのは厳しい。
で、汗だくで自転車詰めたはいいけどダーウィン空港にラッピングマシンは無いんです。Is there a wrapping mashine? - No.
そこでテープでこれでもかとダンボール箱をグルグル巻にした。20日12時。あとはチェックイン開始まで18時間待つのみ。フリーWIFIでネットして、寝て過ごす。コンセントがあるので安心。
21日6時。もう頃合いだろうとカウンターへ行ってチェックイン完了。手荷物検査を済ませて、International Departureへ向かう。出国手続きを終え、搭乗。出発。感傷は特に無かったなぁ…
格安航空券というのはダイレクト便ではない。私の買ったチケットは、ダーウィンからケアンズ、シンガポール、からの羽田。ダイレクト便を買ったならおそらくケアンズからJALに乗るんでしょう。でも私はシンガポール航空で、チャンギ国際空港へ寄り道する。
で、このチャンギ国際空港というのが「世界一の空港」らしく、とてつもなく広いし豪華。マッサージチェアが無料とか、大画面広告とか、シャンデリアとかあるし。ほぇ〜( ゚д゚)っと出発までの5時間うろつく。アジア系の顔が増えてこの点安心感が増す。
WIFIはインフォメーションカウンターへ行くとパスワードをもらえる。Hello. Could you give me… -WIFI password? -Yes, please. 手慣れた受付だった。
フードコートを見つけたのでテンション上がる。システムとしては、まずフードコート専用カードを作る。フードコートエリア入り口にカウンターがあるので、いくら入金するか告げてお金を渡す。シンガポールドルでなくても、外貨にも対応している。Hello. I'd like a card. -How much? (いくら入金します?) -20 australia dollars.
フードコートでの価格はシンガポールドル表記なので、入金はシンガポールドルに両替される形になる。AU$1=S$0.95だった。つまりカードには19シンガポールドルが入金された。
これでとにかく食いたいだけ食うことにした。肉うどん、チャーハン、スイーツ。注文は番号で告げた。No.28 please.などと。店員のぶっきらぼうな対応が良い。中華系はこれでいい。
食い終わったらカードを返却する。残金はシンガポールドルで返される。I'd like to return this.
このチャンギ国際空港から羽田へ向かう便には日本人が多かった。周囲から日本語の話し声が聞こえると、違和感とともに嬉しさも感じる。
羽田に着いて入国審査とカスタムを通過したんですけど、空港内がものすごく静かだし、スタッフ元気ないし、声小さいし、目が死んでます。日本人大丈夫かなって心配しました。覇気なさすぎです。警備員さんに「ここ駐輪場ないから置きっぱなしで離れないでね」と言われたとき、あまりの腰の低さに驚いた。もっと高圧的でも良いもんですけど、でもまぁそういうのは日本の文化に馴染まないのでしょう。
さて故郷に着きました。厳密に言えば私の故郷は母の胎内ですがね。育ったのは横浜、国籍は日本。なんにせよ私のすべては日本にあると。これから家に走っていく過程で何を思うのか、楽しみです。
地元横浜なのに道順を覚えていなくて、マップで確認しつつ、薄らいだ記憶を頼りつつ、こんなところにコンビニが?とか、街の変容に目新しさを感じつつ、ゆっくり走って行きました。とりあえず、帰る前にみなとみらいを目指します。
走ってると笑われるんですよね。珍しい物を見る目とか。話しかけてこないあたり日本人ですよ。中南米なんて、珍しい物を見つけたらまず話しかけてくる。クラクションを鳴らす。何か叫びながら手を振ってくる。
日本は平和そのもの。うるさくないし、ものすごいリラックス感ですけど、物足りない。クラクション鳴らしてほしいくらいです。
家に着きまして、今旅はあっさり終了。定義上の世界一周を達成したということでひとまずの目標は達成できたなという感じ。まだ先が、ユーラシアとアフリカがあるのでいつか走れたらいいな。
感想のまとめは以下の記事に書きました。興味があれば是非読んでください。
⇒自転車旅行では苦しみを超えていくと成長する
⇒自転車旅行は助けられ与えられる奇跡の一期一会
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