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5月, 2016の投稿を表示しています

自転車旅行では苦しみを超えていくと成長する

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ウユニ塩湖は別世界。今旅No.1の景色だった よく考えたもののまとまらないので、しっかりまとめるよりも思ったことを書き連ねようと思います。これによっていくつかのヒントを、これから自転車旅行をする人に伝えられるかと勝手に思ってます。たぶんまとめるということは微細な事柄や感覚を省いてしまう恐れがあるから、ありのまま全てを伝えるにはまとめないほうが良いのかも知れない。 カナダのバンクーバーを出発した時は、もうすぐゴールする自分を全く想像できませんでした。ものの考え方とか見た目とか、今の自分と全く違うだろうと思っていました。例えばアロハシャツとサングラスで陽気に帰国するだろうなって思っていました。 確かに旅の前後で変わってはいます。でもアロハシャツ着てませんし、少し太った気がするし、ヒゲが濃くなりました。見た目の変化なんてこんなものです、たぶん。とりあえず旅の前後で見比べて確認してみましょうか。 旅前。草津温泉・白根山湯釜にて。きれいな顔してる。まったく汚れてない カナダ。旅初めて一週間経ってないとき。まだきれいな顔。緊張してる アメリカ・イエローストーン国立公園。旅慣れてきた。シャツをジーンズに入れるというアメカジスタイルに染まる グアテマラ・タカハウス。沈没中ですっかりだらける。旅感の一切が消え去る ペルー・チュリンにて。旅慣れた感が増す。服は1週間着ないと洗う気にならない ペルー・マチュピチュにて。トレッキングコースで満身創痍、でも遺跡観て感動。来てよかった感が半端なかった瞬間 ボリビア・宝石の道。12日間シャワーなし 南米縦断達成!今旅最高に汚れた顔してる。旅前とこの格差がすごい。浮浪者 オーストラリア。ものすごい消化試合感と闘いながら走った。少し身綺麗になってかつ、無駄が省かれ旅慣れた感が最大値になる 結構変わってましたね、見た目。自分では変わってないって思ってたんですけど、写真を見返すとずいぶん薄汚れてました。こういう変化を見れたということで、自分の写真撮っておいてよかったなって思います。 ペルー・クスコ。メルカドが食天国だった さて、ではものの考え方はどうなのか。実はブッディストというのは基本的に仏の洞察法に従って...

BROOKS(ブルックス)の革サドルを水洗いする方法

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自転車世界一周のあいだ、ろくな手入れもせずに使い続けたブルックスのサドル。汚れがガッツリついているでしょうからゴッソリ取り除くべく水洗いすることにしました。 …え、革を水洗い?できるの?できます。その方法を紹介します。 【革は水に弱い?】 ブルックスのサドルは革製。一般的に革製品は水に弱いと考えられており、普通は革製品対応の汚れ取りクリームを使って綺麗にする。 水に濡れると水シミ、色落ち、カビの原因になると言われており、これが「革製品=水に弱い」という根拠とされています。 でもよく考えてみてください。染革の作業って革を水でジャブジャブ洗ってるじゃないですか。染めた後にぬるま湯と洗浄液で何度も何度も洗うんです。 だから「革製品=水に弱い」というのは誤解です。 【各原因】 水シミは濡れた部分の染料や汚れが乾いたところに流れていくことで起こります。つまりムラができる。このムラがシミに見えるんです。だからムラが起こらないように全体を濡らして洗ってやればシミができません。 色落ちは革が天然繊維である都合上、繊維との結びつきの弱い染料については色落ちしてしまいます。普通はしっかりと処理されている革製品なら多少色落ちしても風合いは損なわれないので、これもやはり全体を濡らして色落ちムラができないようにしてやれば済むことです。 カビは水濡れ後の乾燥不十分が原因です。風通しの良い日陰で乾燥させてやれば済みます。 【モゥブレイのサドルソープを使う】 サドルの水洗いに使うのはモゥブレィのサドルソープという石鹸。これを買ったのは数年前。土屋鞄製造所の革製メッセンジャーバッグを自分で手入れするために使っていました。 この石鹸は泡立てて革製品に乗せて、優しく擦って汚れを落としたら、水で洗い流さずに拭き取り、日陰で乾燥させるのが、使用上の注意点。 この石鹸にすでに保湿柔軟成分が含まれているので、水で洗い流す用がないとのこと。 でも今回はよく洗うために2回洗いました。1回目は水で洗い流すことに。 【洗浄方法】 1.革サドルをぬるま湯に浸して水を全体にしみこませる。 2.サドルソープをスポンジか柔らかいブラシにとって泡立て、泡をサドル表面に乗せます。 洗いやすいようにネジはバラしてあ...

682~684日目 自転車世界一周から帰国したら日本が天国に思えた

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2016年4月20日~22日 故郷日本へ。 先日、自転車を詰めるダンボール箱は自転車屋ですんなり貰えた。 Hello. Do you have a bike box? Could you give me? -Yes, here this. -Thank you so much. あと他にはテープを3巻き買った。ダーウィン空港にラッピングマシンがあるのか不明なので、もし無い場合はテープでグルグル巻にしてやろうという公算。 9泊したホテルを出て空港へ向かうが蒸し暑くて参る。ダンボール箱はできる限り小さく折りたたんでフロントラック上に固定して運んだ。 今日は20日。実はフライトは21日なのですが、出発が8時50分。2時間前にはチェックインを済ませておきたい都合上、今日は空港泊で過ごさないといけない。明日21日の未明にチェックアウトして、空港で自転車バラして詰めるのは厳しい。 で、汗だくで自転車詰めたはいいけどダーウィン空港にラッピングマシンは無いんです。Is there a wrapping mashine? - No. そこでテープでこれでもかとダンボール箱をグルグル巻にした。20日12時。あとはチェックイン開始まで18時間待つのみ。フリーWIFIでネットして、寝て過ごす。コンセントがあるので安心。 21日6時。もう頃合いだろうとカウンターへ行ってチェックイン完了。手荷物検査を済ませて、International Departureへ向かう。出国手続きを終え、搭乗。出発。感傷は特に無かったなぁ… 格安航空券というのはダイレクト便ではない。私の買ったチケットは、ダーウィンからケアンズ、シンガポール、からの羽田。ダイレクト便を買ったならおそらくケアンズからJALに乗るんでしょう。でも私はシンガポール航空で、チャンギ国際空港へ寄り道する。 めっちゃ豪華やん で、このチャンギ国際空港というのが「世界一の空港」らしく、とてつもなく広いし豪華。マッサージチェアが無料とか、大画面広告とか、シャンデリアとかあるし。ほぇ〜( ゚д゚)っと出発までの5時間うろつく。アジア系の顔が増えてこの点安心感が増す。 WIFIはインフォメーションカウンターへ行くとパスワードをも...