2014年6月10日
長旅へ出発。一日30時間の長い日。初海外で自転車旅行
出発初日。横浜の家を朝早く出て成田空港へ行きました。初海外で自転車旅行とか、どうなるのだろうか?成るようにしか成らないけれど、頑張ってみるしかない。緊張するが不安少々。
使う航空会社はフィリピン航空でマニラ経由バンクーバー行き。成田空港から出発しました。直行便より経由便の方が安いという不思議。
フィリピン航空はレギュラーエコノミークラスで無料預け荷物が2個、サイズは各158cm以内、重さは各23kgまで。自転車はサイズに関係なく、超過料金は重量だけ。6000円掛かりました。
前日にABC宅配で送っておいた荷物を国際線出発ロビーで受け取り、キャリーに乗せてフィリピン航空のチェックインカウンターまで持っていきました。
自転車の梱包に限らずダンボール系の荷物は分厚いものを使う事と、ガムテープでグルグル巻にした方がいいですよ。バンクーバーに到着した時ズタボロになっていたので…まぁそれは後の話。
ちなみに片道航空券ではカナダで入国を、それ以前に日本でチェックイン拒否もあるので、要注意です。
チェックインを済ませたら出国へ向かいました。機内手荷物は勿論、金属製のベルトは外すのですが、盲点はチペワのブーツ。紐通し穴に金属があり、脱ぐはめになりました。
出国審査は搭乗券とパスポートを差し出して何の質問も無くあっさり通過です。
搭乗ゲート前の椅子で搭乗時間 (ボーディングタイム)を待ちますが、日本にいる間に全額、円はカナダドルに両替しておきます。カナダで両替してもいいのですが、窃盗犯に目を付けられることを回避します。ちなみに小銭が余ったので、ゲート前の売店で肉うどんを食べました。
マニラまで4時間半。機内食でTonkatsu or Chicken?。フィリピン人は当然チキンを選び、品切れに。否応無しにトンカツを食わされました。人って迷ったときは定番とか慣れたものを選ぶ傾向にあるとか。デザートはMow (アイス)でした。
「トンカツとモウは意外だな。ビーフorチキンを想定していたから、トンカツが聞き取れなかった」
マニラで乗り継ぐので入国審査 (イミグレーションカウンター)横の乗り継ぎカウンター (トランジット)へ向かいました。Excuse me?と声を掛け、乗り継ぎのチケットとパスポートを渡します。From Narita?と聞かれ、Yes.。後はチケットとパスポートを返され、係員に案内されて出国の荷物検査へ。またしてもチペワのブーツが引っかかりました。
バンクーバー行きの搭乗ゲートは長蛇の列。搭乗後、隣の席のオジサンにいろいろ質問されました。何せネイティブの英語です。聴き取りにくいのですが、カナダを自転車で周遊する (I'm traveling around Caneda from Vancouver to Montreal by bicycle.)とか言ったら、ベア (グリズリー)にBe carefulとか、バンフはso beautifulとか色々話せました。何とか片言の英語でアレコレ手を尽くして乗り切りました。想定していない事態になると言葉が出てこないですね。
マニラからバンクーバーまで13時間。機内食は2回。テレビモニター付きの機体だったので、エンダーのゲーム、アナと雪の女王などの映画を観て過ごしました。眠れない・腰が痛いなどハードでした。ちなみに荷物はスルーチェックインといって、乗継便に移されるので受け取りの用がなく、搭乗ゲートに並ぶだけです。