2014年6月10日
バンクーバー到着。入国審査に一苦労。緊張の初海外。雰囲気悪い
入国審査ではSightseeing(観光)で滞在、旅の行程を説明し、今日泊まるホテルを言う。質問がよく聞き取れずたどたどしかったですが、何とか通過。審査官の女性が怖かった。そしてどうやらカスタム判断ってことで入国のスタンプをもらえなかった。
「自転車旅行だからなのか質問が厳しかった。滞在先不明瞭だからこの点が引っかかったようだ。何にせよ入国できればいいのだから、普通の旅行者ってことで余計なこと言わなきゃよかったな」
Baggage Claim (荷物受け取り)で待機して出てきた荷物を回収し、カートに乗せて運びました。自転車のような大型荷物は他の所に運ばれていて、看板とアナウンスがありました。
「荷物を取るタイミングが難しいな。あっ、また逃しちまった…」
ちなみに、自転車を入れたダンボール箱はボロボロになっていました。紐でグルグル巻にしていたのに全て無くなっており、機能した梱包方法はガムテープと新聞紙でした。
「こうもズタボロとはな。まったく油断していた。次回以降の梱包の教訓としようか。ガムテープは海外で手に入るのかな?何も分からない」
税関で入国審査と同じような質問を受けました。その際係の人の機転でグーグル翻訳で話しました。パスポートにスタンプを押され通過、外に出れました。予め入国審査でよく使われるフレーズを勉強して挑みましたが、旅が普通ではないのでその関係の質問で聞き取れたのは、今夜以降の宿泊場所は決まっていないということですか?というものだけです。英会話の上達はこれからに期待します。
空港の外で荷物を解体して、自転車は輪行袋、他の荷物は持参したキャリーに乗せました。ホテルのチェックインを考えると自転車を組み上げている時間が無いからです。もうすぐ夕方でもあるし、空港脱出と初海外都市の走行は時間がかかってしまいそう。自転車のダンボール箱はごみ捨て場横に置いてきましたが、特に何も言われませんでした。キャリーは以降使わないので、勿体無いですが頃合いを見て捨てます。
重たい荷物を引きずって空港からすぐの地下鉄を利用し、ダウンタウンのウォーターフロントまで行き、ここからヘイスティングスストリートを歩いてホテルに着きました。
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PatriciaHotel |
このヘイスティングスストリートの特に東側にはガラの悪い人がウロウロしていました。見られていることが分かるし、見慣れないためか笑ってくるし、完全に目を付けられています。重たい荷物を持って歩いている姿は目立つようで、数人から話しかけられましたが全て無視しました。クレイジーな野郎だ、みたいなことを言われたような気もする。
眉間にシワを寄せて「アイツはヤバイ」という雰囲気を演出しつつも、内心ヒヤヒヤ。何事もなく本日のホテル (Patricia Inn)に着けたのはまだ明るかったからでしょう。バンクーバーの日の入りが21時で助かりました。
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狭い部屋で腰を痛めながら組み上げた |
部屋で自転車を組み上げ、後はホイールを取り付ければ走れる状態にしました。もう既に24時を回り、ベッドに横になるとグッスリ寝てしまいました。