投稿

11月, 2013の投稿を表示しています

海外自転車旅行に必要な予防接種とは

イメージ
普通の短期海外旅行なら不要の予防接種でも、長期旅行や自転車旅行では必要になります。衛生的な状態を維持することが難しいほか、医療施設の質が悪いとか、医療が乏しい地に赴くことがあるからです。 長期海外旅行に必要な予防接種の種類 以下が一般に海外自転車旅行に必要とされるワクチンの種類です。 A型肝炎(主に経口摂取で感染。食べ物や水など) B型肝炎(主に性行為で感染) 破傷風(傷口から感染) 狂犬病(狂犬病に感染している犬やその他動物にかまれるなどで感染) 黄熱病(蚊によるウイルス媒介によって感染。アフリカや南米で流行。) 日本脳炎(蚊による日本脳炎ウイルス媒介によって感染。アジア地域で流行) 渡航地域に応じて、流行の程度を見て接種するものを選択します。上記他、例えばポリオが流行していたなら接種が必要です。 日本脳炎についてはアジアを旅するなら必要になります。他は全て世界的流行をしているもののため接種は必須です。 ただしB型肝炎は血液や性行為など感染経路が特殊なことから、接種しない人もいます。輸血や注射針の使い回しでも感染します。 どこで接種できるのか 日本よりも海外で摂取する方が安く済みます。ただし衛生環境は日本の病院よりも悪いのと、詳しい接種上の注意点が外国語で説明されるため理解不十分となる恐れがあります。接種後に何か問題が起こっても、説明を外国語で行う必要があります。 予防接種は完全予約制の場合が大半です。各都市の保健所や病院、クリニックで受けられます。費用は自費で健康保険の適用外、またワクチンの価格は需要の増減の影響を受けるので時価となることもあります。 ワクチン接種は自費負担 ワクチン接種は自費負担のため、海外旅行保険に次ぐ高額出費となりますが、命に関わる病を予防できるなら安いものです。必ず受けておきましょう。 接種スケジュールに注意! 接種を複数回行うことで免疫を得ることができます。A型肝炎や狂犬病は通常3回接種で、3回目が半年後となるため、旅行出発日から逆算して余裕のある予防接種スケジュールを立てましょう。 黄熱病の接種は保健所のみで行うことができるもので、病院やクリニックでは扱えません。また黄熱病のワクチンは他のワクチン...

自転車旅行に必要な海外旅行保険とは

イメージ
自転車旅行は英語でAdventure Cyclingと言う通り、Adventure・冒険であり、危険を冒す旅です。旅行というと楽しいお気楽なものという印象がありますが、自転車による旅は実際には苦労と危険が多いわけです。 そのため、自転車旅行は思い付きでやるものではなく、しっかりとした準備が必要です。その準備のひとつに「保険」があります。旅行中の事故や病気、盗難に対処する上で必要になりますし、安心快適な走行をする上での支えになります。 特に海外を自転車で走るには、短期・長期問わず「海外旅行保険」が必要です。 【海外旅行保険とは】 海外旅行保険では、海外旅行中の損失や治療でかかった費用を保証してくれる制度です。 傷害死亡(怪我や事故で死んだ場合) 疾病死亡(病気で死んだ場合) 後遺症(怪我や病気で後遺症を受けた場合) 入院治療(怪我や病気で入院治療を行った場合) 携行品損害(旅行の荷物が故障した・盗まれたなどの場合) 救援(僻地への旅行で遭難したなどで救援を頼みその費用が生じた場合) 損害賠償責任(旅行先で事故を起こしたなどで賠償責任が生じた場合) これらが主な補償内容です。これら個々にどれだけの掛け金をするかによって、保険料額が決まります。 【補償期間】 海外旅行保険の期間は数日から3ヶ月(92日)が普通です。長期海外旅行となると1年単位が必要なため、保険会社から断られることも少なくありません。その場合は保険屋に直接相談に行くことになります。 【死亡保険金】 死亡保険金は自分が死んだ場合に親族が受けとるお金です。掛けないこともできますが、海外から母国へ遺体を輸送する費用や、葬儀や火葬等の費用を親族が負担することを考えると、掛けるべき保険です。 【後遺症】 後遺症は怪我や病気によって不自由となる能力が生じることです。これによって中途帰国した場合、勤め先が決まりにくくなることがしばしばあります。就職活動の間の生活費の他、通院治療の費用をこの保険金で賄うことになるでしょう。これの必要性については、予算次第かと思います。 【入院治療】 入院治療は怪我や病気等で掛かった治療費です。自動車...

ソロキャンプの魅力が詰まったキャンパーの情報はこちらから

自転車で世界を旅する強者たちの情報はこちら