自転車旅行に必要な海外旅行保険とは


自転車旅行は英語でAdventure Cyclingと言う通り、Adventure・冒険であり、危険を冒す旅です。旅行というと楽しいお気楽なものという印象がありますが、自転車による旅は実際には苦労と危険が多いわけです。

そのため、自転車旅行は思い付きでやるものではなく、しっかりとした準備が必要です。その準備のひとつに「保険」があります。旅行中の事故や病気、盗難に対処する上で必要になりますし、安心快適な走行をする上での支えになります。

特に海外を自転車で走るには、短期・長期問わず「海外旅行保険」が必要です。


【海外旅行保険とは】
海外旅行保険では、海外旅行中の損失や治療でかかった費用を保証してくれる制度です。
  • 傷害死亡(怪我や事故で死んだ場合)
  • 疾病死亡(病気で死んだ場合)
  • 後遺症(怪我や病気で後遺症を受けた場合)
  • 入院治療(怪我や病気で入院治療を行った場合)
  • 携行品損害(旅行の荷物が故障した・盗まれたなどの場合)
  • 救援(僻地への旅行で遭難したなどで救援を頼みその費用が生じた場合)
  • 損害賠償責任(旅行先で事故を起こしたなどで賠償責任が生じた場合)
これらが主な補償内容です。これら個々にどれだけの掛け金をするかによって、保険料額が決まります。


【補償期間】
海外旅行保険の期間は数日から3ヶ月(92日)が普通です。長期海外旅行となると1年単位が必要なため、保険会社から断られることも少なくありません。その場合は保険屋に直接相談に行くことになります。


【死亡保険金】
死亡保険金は自分が死んだ場合に親族が受けとるお金です。掛けないこともできますが、海外から母国へ遺体を輸送する費用や、葬儀や火葬等の費用を親族が負担することを考えると、掛けるべき保険です。


【後遺症】
後遺症は怪我や病気によって不自由となる能力が生じることです。これによって中途帰国した場合、勤め先が決まりにくくなることがしばしばあります。就職活動の間の生活費の他、通院治療の費用をこの保険金で賄うことになるでしょう。これの必要性については、予算次第かと思います。


【入院治療】
入院治療は怪我や病気等で掛かった治療費です。自動車に轢かれたとなれば、軽くても全身打撲と骨折で2~3ヶ月の入院が必要でしょう。また、自転車旅行でよくあることはマラリア感染等で腹痛や頭痛で入院するということです。療養費は高額になることが多いので、これも掛けるべき保険です。


【携行品損害】
携行品損害は自転車やカメラ等が故障したり盗難にあったときに受けられる補償です。全ての荷物が盗まれたとして30万円の保険金がおりれば、旅の継続は可能でしょう。注意すべきは、物品ひとつにつき10万円を限度に補償するということが多いことです。15万円のノートパソコンが盗まれても、受けとる保険金は10万円であるということです。これも掛けるべき保険でしょう。


【支援】
支援とは、人気の無い広野で怪我や病気をした際の救助要請に掛かるお金を補償するものです。例えばヘリコプターを使うことになった場合は数百万円という高額な費用を負担することもあります。自転車旅行は冒険旅行ですから、掛けておくことをお勧めします。


【損害賠償責任】
損害賠償責任は他人のものを壊してしまったり、あるいは傷害を負わせてしまった場合の補償です。これは一千万円単位で掛ける場合が多いことから分かるように、超高額の負担となることが多いです。必ず掛けておきましょう。


【保険料額】
自転車旅行者が払う保険料額は1年当たり12~15万円程度が相場です。これを目安に上記補償に掛ける金額を調整するのが普通です。予算があれば手厚い補償にできますし、無ければ少し制限した補償で組めば良いわけです。

もっとも、目指すべきはノートラブルです。補償を受ける状況にならないことが一番です。そのためにどのように行動すべきか。旅の間は常に緊張感を持つ必要があります。

保険料額が高いか安いか、損か得かは人それぞれですが、冒険旅行で背後に安心があることは得だと思いますよ。


【最低限掛けるもの】
自転車旅行では入院治療、携行品損害、損害賠償責任の3つはかなり重要です。

病気の治療にはお金がかかります。手持ちの金品が盗難にあうことがあります。人に怪我を負わせたりものを壊した場合の賠償額は高額になります。

逆に、死亡保険金は要らない。旅をする上で死ぬことを考えるバカはいません。アントニオ猪木さんは試合前のインタビューで「戦う前に負けること考えるバカがいるかよ!」と言ったので、まぁそういうことです。

【近況報告】1級時計修理技能士になっています【仕事・趣味・旅行】

もう自転車旅行から帰ってきて8年半も経つとは驚きで早すぎると思うし、一方で旅の記憶は少しずつ薄らいできており、この点で年月の経過を感じる。 だからこうしてブログとか、Youtubeに旅の様子を残してきて良かったなと思う。苦しいことばかりだったと思うが、今ではいい思い出。 さて現在...