627~629日目【オーストラリア】Toowoomba (トゥウンバ)へ 新しいテントを買う

2016年2月25日~27日
気温39℃はいいけれど、陽射し極悪。アイスバッグ導入。新テント。


 ブリスベンにてチェンさん宅で短いホームステイをさせて頂きました。大変お世話になりました。今日は出発の日。お昼ご飯のお弁当まで作ってくれました。

【25日: Marburg (マーバーグ)へ キャンプ】

 ブリスベンからダーウィンまでは約3500km。内陸中央部の気温は40℃弱という激熱地帯。越えられるのか…?全く自信がない。

 当初はケアンズ方面へ海岸沿いを北上する予定でしたが、ダーウィン周辺に温泉や世界遺産などの見どころが多いということで、観光の時間を作るためにショートカット。

アイスバッグ。コールマン買っときゃ間違いない

 これから先は暑さが増すので、秘策、アイスバッグを導入しました。氷を持ち運ぶのです。スーパーやガソリンスタンドで売っているので入手性が良い。溶けたら溶けたで飲水になるし。1日半は氷を保ってくれるでしょうから、休憩時に飲み物に加えて冷やします。

 お昼ご飯。




 マーバーグではShowgroundという、いわゆるキャンプ場なんですが、ここでキャンプ泊。シャワーあるんで汗流せます。


 都市部脱出を目標にしていたので走行距離は稼がなかった。アップダウンも激しかったですし。

走行距離: 60km
積算走行距離: 24726km


【26日: Toowoomba (トゥウンバ)へ キャラバンパーク泊】

 ハイウェイで淡々と走っていく。トゥウンバという街は山の上にあって、標高600mなんですよ。だからいつ上り始めるのか伺いながら走る。つまり省エネ走法で。

ダーウィンめっちゃ遠い


あの山の上にトゥウンバがある

 ところで今日めっちゃ暑い。39℃ですって。そんな気温の時にやって来ました上り坂。アウストラル街道を想起させるような傾斜で、オーストラリアにこんな坂あるんだと驚きました。

ここまで1.5km、ひぃひぃ言いながら上ってきた。でもまだあと2.5kmある

 最後の4kmで400mアップです。斜度10%というのは自転車旅行ではかなりキツイ。陽射しは痛いし腹減るし、トゥウンバ着いたらマクドナルド直行で…

 チーズバーガーセットを食べていると、ポテトをつかむ指先が震えている。エナジー切れしたんですね。ここまで追い込まれるとは思っていなかった。昼飯をもっと食べておくべきだった。

 今日はあと30km走った先のキャンプ場を予定していましたが変更して、キャラバンパークに連泊します。予想外に疲れたのと、アイスバッグの能力アップに使えるグッズ探しをするためです。

 アイスバッグは直射日光に当たってしまうので、日の暑さがバッグ内上方に伝わってしまうことが分かりました。一番簡単なのはバッグを何かで覆うこと。日が当たらないようにするだけでちょっとは違うはず。

走行距離: 65km
積算走行距離: 24791km


【27日: トゥウンバにて休養】
 キャラバンパークの近くにスーパーやアウトドアショップのある大型パークがあったので行ってきました。

 Anacondaというアウトドアショップでアイスバッグの能力強化に使える何かないかなと物色していたら、テントコーナーで魅力的なテントを発見。

 Denaliというブランド。聞いたことはないのでAnacondaオリジナルブランドなのかも。

 Zephyr 1という1人用テントで、非自立式。収納サイズは現在使っているドマドームより少し小さく、重量は100g軽い。そして今なら40%OFFの125ドル。

 設営されていたのでペグダウンとポールの数、フロアの広さとかチェックできたので、このテントなら良いだろうと納得。ボロボロのドマドームを使うより絶対に良い。買いました。




 キャラバンパークに戻って設営。結構良いですよこのテント。非自立式ってネガティブ先行のイメージなんだろうと思うんですよ。自立式のほうがコンクリートの上にでも張れるとかいうことの裏返しで。だから自転車旅行者が大抵選ぶテントは自立式なんですよ。

 ただ、ペグダウンできないところに張る機会なんて滅多にないし、非自立式のコンパクト軽量というメリット考えれば、ペグダウンできないところでは張れないなんていうネガティブ要素なんてどうでもいい、私はそう思います。ペグダウンできないなら他探せばいいし、張り縄に石付ければ張れるわけだし。

 などと考えながら新しいテントで夜がふける。そういえばアイスバッグの改良のことを忘れていた…まぁいいか。

 今旅の初めから今までドマドームと歩んできました。ボロボロになったので愛着は無くゴミ箱へ。サラッとした最後でしたが、まぁ、ご苦労様。

コメント

人気の投稿