600~602日目【オーストラリア】Canberra (キャンベラ)へ ある意味理想的なキャンプ場 雷雨ずぶ濡れ

2016年1月29日~31日
セブンイレブンのあるレストエリアでキャンプ。ビッグストーム襲来。

シドニーのビル群

 シドニーからキャンベラへは約300km。ハードな登坂は無いはずなので難易度は低いと予想。3日で行けるだろうな。

 本来なら飛行機移動の疲れと寝不足を解消するためにシドニーで1日フリーを作りますが、キャンベラで約束がある他、新大陸なのでジっとしていられない。

【29日: レストエリアで野宿】

 シドニーのビル群を抜けて走り進む。ものすごく暑いって言うほどでもないのに顔面汗だらけで、拭いても拭いてもきりがない。湿度が高いのか?走行開始30km足らずで水2リットルを消費。メキシコの低地沿岸での走行と似ています。冷感グッズが欲しい…


 曇りさえすればと思っていると願い通り曇ってくれました。でも曇りすぎて雷鳴とどろき、嵐に発展。おや、コリャヤバいと雨宿り。昼食にする。


 ところでオーストラリアでは高速道路を走れます。自転車用のガイドも設置されているし、都市部を抜けるとレストエリアもあります。レストエリアではキャンプできる、というかキャンプを見逃しているのか、とにかく一晩過ごせるのです。ブッシュキャンプの用が無いという素晴らしい国です。

レストエリアに近くなってくると案内が出てくる

 ただ、レストエリアの水はDrinking waterではないみたい。この点が注意なのかな。フィルターやMIOXで浄化して飲めるようにはできそうではあります。見た目透明で濁りが無いですし。

 国土が広いと車道もまた広いので自由度が違いますよね。日本のように狭いと自転車道の設置が難しい。東京都の舛添知事が自転車道設置の提言をしていましたが、その後どうなったのでしょうか?

 日本の場合は新しい設置物を作るにはまず、土地を買わなきゃいけない。安倍総理がケネディ駐日大使に言っていましたが、リニア新幹線の導入に一番時間が掛かるのは土地の買い上げだと。狭い国っていうのは大変です。

これの景色を見た時、おぉ!っと声が出た。嬉しかった


 さて雷雨の足止めによって時間を食いまして、予定していた120km先のレストエリアまで走れなかった。でもセブンイレブン付きのレストエリアを発見したのでテンションが上がる。今日はここしかないだろ。

走行距離: 85km
積算走行距離: 23229km


【30日: Goulburn (ゴールバーン) ホテル泊】

 深夜の雷雨でテントの下に水が流れ込んできて、フロアがタプタプになりました。どうもこの辺りの土は水はけが悪い。固く締まっている地面だからでしょうかね。

 朝は晴れ。ゴールバーンまであと20kmで雷雨になる。

 実はレインジャケットは捨てまして持っていません。オーストラリア暑いし晴れるだろ、という思い込みでシドニーまでの飛行機輪行のための軽量化に役立ってもらったのです。

 大雨降ってるのに雨宿りするところもないしレインジャケット着てないしでずぶ濡れ。そしてゴールバーンのホテルへ飛び込み、本日終了。

いまさらですけど、昨晩食べたトマトスパゲティの缶詰。ひとつ50円です

 ずぶ濡れになるのは慣れてるのでどうでもいいのですが、寒いのがいけない。寒くなけりゃ、水シャワー気持ちいいで済んだのです。

走行距離: 110km
積算走行距離: 23339km


【31日: Canberra (キャンベラ)】

 服が濡れても問題ないのは、下着から上着ズボンまで全て速乾素材ですぐ乾くから。ブーツは完全防水、靴下は濡れない。

 瞬時に降られてずぶ濡れになるくらいなら大したこと思わなくなりました。南米に鍛えられましたよ。

 でも出発時にホテルの人から「ビッグストーム来てるぜ!」って言われたら走る気が萎えた…


この積乱雲は私史上最も大きかった。恐怖を感じた。これがビッグストームか!


 晴れていても風があれば汗だくにならず快適に走行できるのがオーストラリアのようです。キャンベラ入りで暗雲立ち込めて急いでホステルにチェックインして本日終了。

 高速道路の走行ですので写真がつまらん。ホステルでチェックして驚いた。

走行距離: 88km
積算走行距離: 23427km

コメント

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☆Naturehike|自転車旅行とソロキャンプどちらにも使いやすい軽量テント。前室もあるから荷物スペースや雨天時の調理もできます。環境になじむ色合いにすれば、周囲の目から隠れたブッシュキャンプも可能

☆OneTigris|地面の影響を受けずに寝転がれるコットはテントでの快適な就寝に効果的です。夏場は熱気から、冬場は冷気から遠ざけてくれます。キャンプマットとの併用でさらに快適になります。

☆GoalZero|AC電源のない僻地やサイトに寝泊まりするときに手持ちの電子機器の充電をするのに太陽光を使えるようにすると助けになります。ゴールゼロは少し高価ですが、実際に私が自転車旅行で使って確かめましたが品質は間違いないです。

☆Greeshow|コンパクト軽量な電動式携帯浄水器で、約1000リットル浄化でフィルター交換をする。水の確保の問題は必ず直面する。海外渡航時の水道水やキャンプ時の河川の水を飲めるように出来たら水を買う必要がなくなる。電動だから長期間の僻地旅には向かないが、町から町への数日間なら持つでしょう

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