594~596日目【アルゼンチン】Ushuaia (ウスアイア)にて 縦断達成お祝い カレーを作る

2016年1月23日~25日
南米縦断のお祝いにカレーを作り、ワインで乾杯。イルダおばちゃんが良い人過ぎる。最果ての郵便局。


【カレー】
 お宿桜子滞在中に私は「カレー職人」という称号を貰っていたのでした。

 リオグランデからわずか200kmほどですがペアランしたトモさん。彼も同じく桜子に泊まっていたので、私のカレー職人ぶりをお宿桜子のフェイスブックで知っていたようです。彼はペアラン中に言ったのでした。

「カレー食いてぇなぁ。作って」

 実はしばらくカレーを作ってこなかった。カレー粉を調合して、独りでカレーライスを食べるというのに飽きていた。だから人から「作って」と言われるとうずく。人のためにカレーを作るのは初。

 イルダおばちゃんの家にてカレー作り開始。私はカレー粉を、トモさんは野菜を切ったり米を炊く。その横でイルダおばちゃんが興味深そうに見て、そして質問をしてくる。良い雰囲気。


 偶然にトモさんと出会わなければ作ることは無かったカレー。旅の話をしながら、とても良い時間を過ごせました。


【イルダおばちゃん】
イルダおばちゃんの家

 彼女は74歳です。その割に頭が回るし、しっかり歩いて用事をこなしています。絵を描いていて、色んなものに興味を持っている (植物・石・動物など)のがボケ防止にいいのか。老いた人の模範の様だ。こういう歳のとり方をしたい。

 お湯を沸かしてココアを飲もうとキッチンへ行くと、物音を聞きつけたおばちゃんが出てきてパンやら鶏肉やら色々出てくる。キッチンにいると色々貰えるのは嬉しいけれど、貰いすぎると申し訳なく感じる。

 カトリックらしくて、愛に基づいて与えるという実践をしているみたい。アウストラル街道で会ったカトリックの男性2人にも色々貰ったな。


【最果ての郵便局】

 ウスアイアから10km先に国立公園があって、園内に最果ての郵便局があり、スタンプを押してくれるのです。入園料170ペソ、スタンプ代30ペソと高く付きましたが、南米縦断達成の記念として重要なので200ペソなんて金額をケチってもしかたありません。







【自転車梱包準備】
 トモさんが言うには自転車屋にダンボールは無いと。だからダンボールが手に入らない場合は自転車屋以外を当たるしかない。

 私の場合はイルダおばちゃんの家に他のサイクリストが残していったダンボールが置いてあったので貰いました。ツイてる。

 ダンボールの他にスーパーでテープを、手持ちの食料品や衣類を捨てて荷物をコンパクト軽量にしました。



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