577日目【チリ】Lago O'Higgins (オイヒンス湖)からアルゼンチン国境 トレッキング前半戦

2016 年1月6日
長く厳しい一日が始まる。エルチャルテンへの道中、前半戦。


 朝6時に起床して撤収作業開始。オイヒンスから8km先のフェリー乗り場に8時までに行く必要があるからです。




トレッキング開始の船着場

 40分くらいで到着しました。私が一番乗りで、その後に続々とチャリダー達が集まってきました。ブラジル、フランス、チリ、ドイツ、アメリカ。多国籍です。これだけ集まるとなかなか心強い。


ここの湖は国境線で分かれていて、チリではオイヒンス湖、アルゼンチンではサンマルティン湖と呼ばれ、名が2つある

 約3時間で対岸へ到着し、荷物をまとめてトレッキング開始。船着場からいきなり登り、1~2kmでチリイミグレ。スタンプぽんで出国完了。さて、大変なのはここからですよ。

 部分的に走ることはできますが大抵は押して歩く。傾斜半端ないのは言うまでもなく、峠頂上のフィッツロイの見える場所まではタフネス。

 しかもクレイジーな大きめのハエどもがウザい。刺してくるんですよ。

 ただ、このクレイジーフライは警戒心が薄いのか反射が鈍いのか、服や荷物に止まったところでタオルでびしばし叩くと簡単に倒せる。勝った!…のも束の間、次々に現れるから実にイライラさせられる。


 フィッツロイが見えると感動ものでした。頑張って登ったご褒美であり、もっと近づきたいと先へ進む力が湧いてきました。この場所からは自転車に乗れる。そして国境着。

林道を抜け

不安な橋を渡り

国境線到着

アルゼンチンへ

 アウストラル街道で実践しているのは、傾斜のキツイ坂とは勝負しないということ。歩いて登ります。いちいちこんなのを相手にしていたら体力の無駄。この実践によって道中は体力の浪費少なく、アルゼンチン側トレッキングへ進めたのでした。

 走行距離不明のため、積算に加算しません。たぶん数キロですし、大した問題でもないので。

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