2016 年1月6日~7日
ハードワークなトレッキング道を越えてエルチャルテンまで。
ハードワークなトレッキング道を越えてエルチャルテンまで。
チリのアウストラル街道終点の町オイヒンス。そこからフェリーで湖を渡り、トレッキング道が始まりました。チリ側を越えてアルゼンチンとの国境に到着したところ。
さて、アルゼンチン側トレッキングは本格的。入り口からして獣道の様です。チリ側はまだ自転車に乗れる区間が多かった。ゴールのデシエルト湖まで、どうなることやら…
随分端折ってますが、川、泥、沼、池、倒木、クレイジーフライなど困難多数。自転車に乗れるところもあるにはある。ただしフルサスMTBで走るような道。
川は深いところあります。泥はタイヤやブレーキ、靴にねっとりくっつくタイプ。クレイジーフライはいつまでも追ってくるしつこさ。この道は諦めを持って臨むしかなさそうです。
数々の困難を越えて見えてきたデシエルト湖とフィッツロイ。クレイジーダウンヒルで下って行き、アルゼンチンイミグレに着く。17時。
11時半からチリ側含めてのトレッキングを開始したので5時間半掛かりました。この区間をなるべく早く越えるには、自転車で走るということを諦めないこと。
フェリーの最終便 (17時半)に間に合ったのは幸運。イミグレでスタンプ貰って、乗り込む。料金は480ペソ。年々値上がりしているみたい。
と言っても、最近のアルゼンチンペソは暴落しているので大差無い。1月少し前は1ペソ12円だったのが今は8.5円。原因はおそらくUSドルの闇レートが無くなったことかと。実質公定レートと同じになった時から暴落が始まりましたから。
フェリーに乗り込むとチャリダー多数。私と同じく今日トレッキング道に挑んだアメリカ人サイクリストから「突破おめでとう!」「やればできるもんだね!」とワイワイしました。
フェリーで対岸へ渡りました。キャンプ場も良いですがワイルドキャンピングの機会が多いので、せっかくのパタゴニアですから野宿場所を探して先へ。
船着場から10kmくらい先と思います。良さそうな広場を見つけたので端にテントを張って本日終了。川で自転車の泥を落とし、ウッドガスストーブで焚き火調理をすると、長かった苦労も過去のこと…
マリアさん、今日もよろしくお願い致します |
治安は問題ないみたい。この広場にはマリアさん居ますし。キリスト教はともかく、私はマリアさんのファンです。マリアベアっていうテディベア作ろうかな。受胎告知バージョンとかで、ガブリエルベアと共に。
走行距離: 10km
(トレッキング道は距離不明のため加算せず)
積算走行距離: 21995km
(トレッキング道は距離不明のため加算せず)
積算走行距離: 21995km
【7日: El Chaltén (エルチャルテン)へ Casa de Ciclistas泊】
今日は野宿場所から28km先のエルチャルテンまでだからのんびり朝飯食ってから出発する。10時撤収。
エルチャルテン以降はウスアイアまで舗装路になるし、オーストラリアも舗装路しか走らないし、今日でおそらく今旅の未舗装路が終わる…ことを祈る。
この最後の未舗装路を「もう今日で終わりなんだなぁ…」などと一切噛みしめることなく、早く終えたい一心で走る。
サクッとはいかなかったけれどエルチャルテンに到着し、インフォメーションでCasa de Ciclistasの場所を聞きました。受付の兄ちゃんが慣れた様子で場所を示したということは、聞きに来るチャリダーが多いのだと思います。
ここのCasa de Ciclistasは無料です。ですからネットは当然ありません。シャワーとキッチン使えるだけでもとても有り難い。テント泊でした。
オーナーのFlorさんによくしてもらえました。到着早々、紅茶とパンとハムをご馳走させていただき、Torta Fritaという手作りおやつも貰いました。
テントに猫が入ってきた |
うつろうつろして、寝てしまった |
さて、エルチャルテンのスーパーは青果の質が悪いし、全体的に価格も高い。パン屋は悪くなくて、チリに比べるとかなりの質向上。エンパナーダからクッキーなどのおやつ系もある。
エルチャルテンには用が無いので、1泊だけしてエルカラファテへ向かいます。
エルカラファテではいよいよウスアイアが近くなってきたということで到着予定日も定まる。
そこでシドニー行きの航空チケットとダーウィンから日本への帰国チケット、オーストラリア観光ビザのためのETAS登録、ペリトモレノ氷河の観光をします。自転車のタイヤはボロボロではありますが、状態を見て買い換えるか決めます。ウスアイアまで保たせるかもしれません。
走行距離: 28km
積算走行距離: 22023km
積算走行距離: 22023km
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