2015年11月24日
ネウケンへ向けたパンパ走行の第二目標は野宿メインか。
ネウケンへ向けたパンパ走行の第二目標は野宿メインか。
リオクアルトから長めの連続走行をすると公言していたものの、疲れには敵わず、走行5日目でサンタロサにて休養日を作ることになりました。それでも予定通りにバリロチェ着は可能ですが、真っ当な理由を探せば、この先ネウケンまで天候が悪そうということと、行程5日間の内3日連続野宿になるということ。
今回写真無いんですよね。ホテルで朝食後、夕方のシエスタ明けまでネットしてダラダラして、スーパーに買い物に行っただけなので。ということで、少しでも読み手に楽しんでもらうために、実際楽しいかは別として、雑談を書きました。サラッと読んで頂ければそれで良いかと思います。
サンタロサ手前から少しアップダウンが出てきたのが気掛かり。地形図を見ても標高の大きな変化は見られないものの、どうなるか。ネウケンが300m代半ばにあるようなので、結果的に上ってはいる。上りはあっても別に構わないが、しっかりとしたアンサー (下り)がないとね、精神的に辛い。(私は下りの事を、上りに対するアンサーと呼んでいます)
行程途中にはヘネラルアチャ、プエルチェス、カサデピエドラという町が3つ。その他にも表示はあるが、航空写真で確認する限りではまともでなさそう。ともかく、まともな町は3つある。これらの町を通過する時というのは野宿3連戦の真っ直中。補給に困らない行程になりそうなので難易度は低いだろう。ヘネラルロカまで出られればもう安心。
天候は快晴か雷雨という両極端が基本。風はサンタロサまでの行程では北東か南西で、2,3日周期で入れ替わる。日が出ると吹き始め、沈むと止む。風向きは完全に運ではあるが、雷雲があるとそれに向かって吹いていく傾向がある。雨は降っても長くシトシト降らないようだな。
治安は、アルゼンチンの場合北部が悪く、南部が良いらしい。単純に人口は北部に集中しており、人口が多ければ犯罪も多い。逆に南部パタゴニアは人口過疎地域であるから犯罪の絶対数は少なくなるのは当然。絶対数で見ることができないため、対人口の犯罪発生率で見るのがいいと思うがそんなデータ持ってない。まぁ発生率で見ても南部パタゴニアは低いと予想できる。北部のブエノスアイレスとその大都市圏、そしてロサリオは悪名が高いからである。確かではないが、ブエノスアイレスとロサリオでアルゼンチン国内の犯罪数の過半数を余裕で超えるという。特にロサリオはヤバイらしい。ロサリオ人のほとんどがひったくりや強盗の類に遭っているというクレイジーな町。まぁ行くことはないから関係無いが。
ネウケンまでは5日間530km。連日の走行というのは体力的には問題無い。何が問題かと言うと、精神面で萎えてくる。野宿が続くとシャワーを浴びたくなるし服も洗いたい。周囲への警戒心もあるし、夜はグッスリ眠れない。ただ、星空見ながら食事できるのは嬉しいし、野宿は特別感があるね。
食事量はレストランよりも自炊のほうが充実するけれど、野宿では米・パスタ・ラーメンなどワンパターンになるし、葉野菜を摂れない。詳しくは以下の雑談にて。
【雑談: 自炊編】
今どういう自炊をしているかというと、
今どういう自炊をしているかというと、
<夜>
- 米炊きの際に醤油・マヨネーズ・ケチャップを入れて炊く
- 白米を炊き、別にカレースープを作って混ぜて食べる
- 玉ねぎを炒めて水を加えて沸かし、ブイヨンと塩少々を溶かしてパスタ (あるいはラーメン)を茹でる
<朝>
- アベナ (オートミール)にココアパウダーと水を加えて温める
- 白米を2人分炊き、醤油マヨをかけて、半分食べる。残り半分はお昼ごはんとして弁当にする
大体このパターンのうちのどれかで、それぞれにナポレターナコーヒーをセットにしています。もうちょっとバリエーションを増やしたいのと、野菜が少ないのが問題。生野菜サラダをたくさん摂りたいのですが野宿では難しいんですよね。
だから、野菜が無いことによるビタミンや食物繊維不足は果物で補っていて、オレンジが便利。皮が厚くて衝撃に強く、日照りの暑さにも強い。傷みにくいのがとても良い。現在の私の野菜不足解消法はもっぱら果物に頼っています。
トマトは生で食べられてとても良いのですが、1日くらいの日中走行なら保ってくれるものの、それ以上になるとバッグの中の暑さにやられるのか、汁が出てきてしまいます。あるいは袋に入れて仕舞っていると蒸れてカビが生えるんですよ。こうなると、悪い部分を削いで加熱して、トマトソースにしてパスタを絡めるしかない。生でかぶりつけないのはちょっと面倒だし、トマトソースにするしかないということは、大体調理するものも決まってきてしまう。パスタかトマトカレーか。
オルトリーブは完全防水故に通気性が皆無ですからね。バッグの一部にGORE-TEX製の「窓」でもあればなぁ。自転車旅行バッグなのだから、食品保管用の通気性のある完全防水バッグを作ればいいのに。社長がチャリダーなのだから、そこんとこ分かってくれると思うのですが。
【雑談: 手芸編】
今考えているのは、カバンにぶら下げられる手のひらサイズの小さい和風テディベアを作ろうかなということ。中に鈴ではなく風鈴を仕込んで揺れるたびに涼し気な音が鳴るとか、もちろん生地は和柄で。和の香りのする芳香ビーズを仕込むのも良いかも。タグは日の丸にする。グラスアイは日本人に多い瞳の色、茶色にする。手持ちのカバンにぶら下げれば、子供や女性に受けがいいでしょう。なにせ私は体が大きい方で加えて無表情が多いので、そういう怖い印象を和らげたいんですよね。眉間にシワ寄せていても、考えている事は何を食べるかとか、チーキー・パンキーのクオリティは半端ないとかそんなことなんです。
今考えているのは、カバンにぶら下げられる手のひらサイズの小さい和風テディベアを作ろうかなということ。中に鈴ではなく風鈴を仕込んで揺れるたびに涼し気な音が鳴るとか、もちろん生地は和柄で。和の香りのする芳香ビーズを仕込むのも良いかも。タグは日の丸にする。グラスアイは日本人に多い瞳の色、茶色にする。手持ちのカバンにぶら下げれば、子供や女性に受けがいいでしょう。なにせ私は体が大きい方で加えて無表情が多いので、そういう怖い印象を和らげたいんですよね。眉間にシワ寄せていても、考えている事は何を食べるかとか、チーキー・パンキーのクオリティは半端ないとかそんなことなんです。
【雑談: オーストラリア】
走ることに消極的でしたが、母から「こういう機会はそうそう無いのだから走ったほうがいいよ」と言われたので走ることにしました。
ルートは当初、シドニーないしパースからオーストラリア中部を北上縦断してダーウィンで終了と考えていましたが、オーストラリア中部という所は相当過酷であると、滞在経験のある方に聞いたので、縦断ルートはやめます。
オーストラリア走行に消極的なのはまだ多少ありますし無理したくないですからね。シドニーからパースへ向かう横断ルートに変更です。
ちなみに、ウシュアイアからシドニーへの航空券は50万とかアホな値段なのです。そこで、安く上げるために一旦帰国して、そのままシドニーへ向かいます。実家には帰らずに、つまりトランシットですね。成田空港で数時間だけ一瞬帰国ということになって、すぐにシドニー行きの便に乗り込みます。ウシュアイアから日本経由でシドニーだと20万くらい安くなるようです。
シドニー行きの便が帰国してから何時間後になるのか分かりませんが、できればフードコートで蕎麦かカツ丼を食べたいな。
【雑談: GRIDOというアイス屋】
アルゼンチンの大抵の街にあるアイス屋で、見つけると入店してしまう魔性を秘めています。価格は他のアイス屋より少し高いものの、フレーバーのクオリティはGRIDOが一番でした。コーン (cono)がフレーバー1つで20ペソ、最大3つまで選べますね。サンデー (sandae)も良いですよ。
しかしアルゼンチンでアイス屋にハマるとは思ってもいなかった。帰国したら31アイスクリームに行きますか。確か横浜駅北口の地下街にあったはず。フレーバーはチョコミントとバニラと、レモンかな。
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