2015年11月14日
アルゼンチン人の保養地、アルタグラシアへ。チェ・ゲバラが育った家を観に行く。
アルゼンチン人の保養地、アルタグラシアへ。チェ・ゲバラが育った家を観に行く。
このマリア像は私にとって最高 |
アルゼンチンの保養地はAlta Gracia, Mar del Plata, Barilocheなどがあります。この内特に有名な所はMar del Plataです。コルドバからブエノスアイレスへ予定9日間で行きますが、途中にアルタグラシアがあるので寄っていきます。
釣り人。湖では釣りができる |
カテドラル |
宿泊はAlta Gracia Hostel。他に宿泊者がいないのか、私だけです。でも宿泊名簿を見るにちょくちょく来てはいるようです。そして例によってフランス人が多いという。フランス人何でこんなに多いのでしょうね?どこに行っても必ずいます。そして美男美女が多いという。
このホステルの料金は朝食無しで130ペソと少々高め。施設は綺麗で、タオル付き、キッチンあり、WiFi。スタッフは親切丁寧です。
ともかくはチェ・ゲバラの博物館に行きましょう。それが目当てでアルタグラシアに来たのです。
チェ・ゲバラはアルゼンチン北部を周遊したチャリダーでもあったのです |
変速の無いシングルだったためか、原動機らしき、馬力を得るための装置が見える |
医学生だった頃の写真。解剖済みの検体と共に |
インドネシア大統領スカルノと共に |
フィデル・カストロ |
興味深い展示内容で、観終わったあとには何か充実感を感じました。とても良い博物館です。
チェ・ゲバラに接する機会が自分に訪れるとは思ってもいませんでしたので、彼のことについてはよく知らないのです。それだけに展示内容を中立な視点で観ることができるわけです。
普通の家庭で育ち、自転車旅行・バイク旅行を楽しみ、医学を修めた。中南米を旅する過程で革命家に目覚め、カストロらと共にキューバ革命を成功させる。私の1つ前の世代での事件でありまして直接知っているわけでなし、これが正義か悪か、分かりません。私が知ることができるのは、中南米カリブにおいては英雄であり人気があるということと、博物館で観た彼の生い立ちと人間味だけです。特に南米人はスペインからの征服の歴史からして革命とか解放という活動に想いが深いのでしょうけれど。
アメリカ視点からすれば彼はテロリスト、中南米カリブ視点からすれば英雄です。日本のマスコミはアメリカ視点で、日本人はそういう世界の見方をする生活なわけですが、一方的な視点は偏っていますので、日本のニュースだけで世界を知った気にならないよう、注意ですね。
英字新聞の多くはアメリカ視点ですから読んでもしょうがないですよ。他の言語の新聞・ニュースが良いでしょう。だから世界を知るには語学が大事ですよ。
アルタグラシアは雰囲気の良い街で、長期滞在でただのんびりしたいだけならコルドバよりも良いでしょうね。
走行距離: 40km
積算走行距離: 19031
走行距離: 40km
積算走行距離: 19031
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