2015年9月28日
オルロの自転車屋と、飲水を作るだけの日。
オルロの自転車屋と、飲水を作るだけの日。
朝起きてネットして昼飯を食べに階下に降りると私の自転車が無い。あれ?どこ行ったんだ?私の泊まっているホテルは公共トイレも兼ねていて人の出入りがある。フロント前に鍵をかけて置いたのだけれど、持っていかれてもおかしく無かったと言えば確かにそうだ。
これまで一緒に苦難を共にしてきた愛車に対する気持ちはこんなものです。とにかく腹減ったのでメルカド行って昼飯を食べました。
ボリバル市場の外店舗に自転車屋ありました。コンポーネントは大したことないのですが、タイヤは悪くなかったです。Maxxisありましたし、重たいでしょうけど厚みのあるものが多数です。
ホテルへ帰る道中にパンを大量に買いました。今日の晩飯と明日以降の食事用です。1個40センティーモで10ボリ分と言って買ったので、25個も買ったんですね。まぁパンはいくらあっても良い。
ホテルへ戻って飲水を確保しました。Platypus 2.5リットル2つ分です。普通にトイレの洗面台の水道から汲みまして、あとはMSR MIOXで浄化してやればいい。
川から汲むのとどちらが綺麗かと言えば、トイレの洗面台のほうでしょう。川は今いる場所までどういう過程を経て流れてきたものか知れません。牛・馬・犬・リャマなどの尿や微生物、重金属類を含んでいるでしょうし。トイレの洗面台は悪くても大腸菌程度です。この程度なら浄化できるので問題無しです。要はお腹を壊さなければ川の水でも何でもいいのですけれども。
最近はMSR MIOXに付属のロックソルトが無くなったので、普通の塩を水に溶かしています。濃度は常温の水に塩を溶かした時に溶けきれずに若干残る程度くらい。常温で塩の飽和水溶液を作ればいいのです。
ちなみにMSR MIOXの電池は特殊で、CR123Aというものです。これを2本使います。これは中南米では大きな都市の特殊な店舗でしか売っていませんので、旅前に日本で2~3ペア用意しておくことです。何故特殊な電池が要るかというと、塩水を電気分解するのに必要な電圧を得るためです。単三電池では電圧が足りないんですね。
ホテルで水をタダで作れるということは結構有利です。例えばボリビアではホテル代の相場は50ボリくらい。水代は2.5リットルが8ボリくらい。水は5リットル作れば16ボリの節約になります。つまり実質のホテル代は34ボリ。MSR MIOXを購入するための初期投資分はすぐに回収できます。さらに見た目透明度のある川を使って野宿なら水代・ホテル代はかかりませんしね。
夕方頃に階下に降りてホテルスタッフに自転車の所在を聞くと、より安全な所に移動されていました。スタッフ曰く、置いていた場所は人の出入りが多いから危ないとのこと。うん、なかなか良い配慮。良いホテルです。
最後に、木曜洋画劇場のCMが面白いということで、今回はこれでお別れです。
最後に、木曜洋画劇場のCMが面白いということで、今回はこれでお別れです。
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