2015年9月12日~13日
ボリビア入国。審査官に慈悲を乞うアウトロー作戦。コパカバナはストリートフードが美味い。
ボリビア入国。審査官に慈悲を乞うアウトロー作戦。コパカバナはストリートフードが美味い。
そうだ、コパカバーナへ行こう |
ペルーを出国しましたので次はボリビア入国です。普通に入国すると日本人は30日間の滞在が許可されます。滞在延長は最大90日まで首都のラパスで行えますが、はじめに貰った30日間が終わる頃に行かないと延長してくれないという。30日間ではボリビア突破は微妙な日数です。
そこで、入国の際に60日間くらい貰おうというアウトロー作戦に打って出ました。普通は貰えないのですが…
【12日: ボリビア入国、コパカバナでホテル泊】
ペルーの出国手続きを済ませて勝負のボリビア入国手続きへ。
「さてどうなるものか。ダメもとでお願いしてダメならラパスでだらけるしかない」
写真撮り忘れましたが、イミグレ前に自転車を置いていると中国人チャリダーのカップルに遭遇。カナダのバンクーバーをスタートしてカナダ周遊、アメリカビザを持っていなかったためオーストラリアへ飛び周遊、そしてヨーロッパを走った後、南米へ来たと言う。私と同じくウシュアイアを目指しているそうです。
私は中国人が羨ましい。何せ彼らは本場のチャーハンを子供の頃から知っています。横浜中華街のチャーハンも中国人が作っていますが、食べている場所は日本。チャーハンはやっぱり本場で食べたい。ムードって大事ですよ。私はいつか中国と韓国のグルメを食べに行く旅行を考えていて、今こうして中国人を目の前にするとチャーハンを食べたくて仕方なくなります。コパカバナにChifaはあるのだろうか?
ツーリストカードに記入を済ませていよいよ入国手続き。
「Hola, buenas tardes. Estoy viajando en bicicleta. Poreso quiero sesenta días. (こんにちは。自転車で旅をしてます。だから60日欲しいです)」
とお願いする。しかし、
「Doy solo 30 días a ti. Si quieres más, tu sabes que se solicita en La Paz. (30日しかあげられない。それ以上欲しいならラパスで申請することを知ってるだろ?) 」
一蹴されました。そして最終手段、慈悲を乞う視線を与える。
(ー_ー) ☆**キラッ…~~ ( ・´ω・`)ダメ…?
審査官は少し考えた後…
「…Usted solo ? (独りか?)」
「Si, solo. (はい、独りです) (おや?この展開は…)」
「Si, solo. (はい、独りです) (おや?この展開は…)」
スタンプを押したあと60日と書いてくれました (゚∀゚)オッ!お願いしてみるもんだなぁ。これで滞在日数を気にせずに走れるだろう。審査官の兄ちゃんは無表情だったけれど優しい人でした。まぁ無理を頼んで申し訳ないのですが。
無事審査を終えてイミグレ横の両替店でソルをボリビアーノに両替。253.2ソルが531.7ボリビアーノになりました。倍率は2.1倍。2倍くらいになれば満足という考えでしたので、レートは悪くないかと思います。
メインストリート |
今日はコパカバナで終え、明日は休養日。道のりが思いの外アップダウンで参りましたが到着。お目当てのカテドラル裏にあるHostal Florenciaという、日本人御用達宿へ行きましたが満室。考えてみれば今日は土曜日。そして明日は日曜日。
コパカバナはボリビア中から人が集まるカテドラルを抱える町なのです。コロンビアのカトリック教徒垂涎の地Buga (ブガ)のようなものです。先程も言いました通り明日は日曜日。ミサが行われる日であってホテルに空き部屋があるか怪しくなってきました。
「うむむ、恐らくカトリック教徒向けにはカテドラルのあるセントロ付近から部屋が埋まり、かつ欧米人向けには湖近くから埋まっていくだろう。ということは確実に空き部屋のあるエリアは、セントロからも湖からも離れた所だ。取り敢えず北から攻めていくか」
見つけた所は部屋にベッドと椅子だけのボロで、トイレ・シャワー共同の1泊30ボリビアーノ (510円)。WiFiは午後7か8時からという時間限定。ネットは期待できない施設なので無くてもいいし、安く上げた分で美味しいものを食べようということで決定。ここに来る前には連泊するから60くらい出して快適な宿に泊まろうと考えていましたが、まぁ曜日が曜日なので仕方が無い。
走行距離: 11km (国境からコパカバナ入り口は8km、町内までとウロウロ分で+3km)
積算走行距離: 16824km
積算走行距離: 16824km
【13日: コパカバナを歩く休養日】
こんな夢を見ました。物理の授業で先生が厳しく、1センテンス教える毎に生徒のノートをチェック。彼の思うようなまとめ方がされていないと生徒を引っ叩き、まとめ直しをさせるのです。私も引っ叩かれました。
こんな夢を見ました。物理の授業で先生が厳しく、1センテンス教える毎に生徒のノートをチェック。彼の思うようなまとめ方がされていないと生徒を引っ叩き、まとめ直しをさせるのです。私も引っ叩かれました。
そうして目が覚めると8時半。10時くらいに出掛けようという計画でいましたが、8時半はペルー時間であって、ボリビア時間は1時間早い、つまり現在9時半です。別に慌てることはないとゆっくり支度をして10時半にホテルを出て観光開始です。
赤色のmini風クラッシックカーはやっぱりカッコいい |
日曜日の今日はカテドラル前に花等で飾り立てた車がたくさんあります。内部ではミサが行われていて、外ではカテドラルとツーショットを撮る人々がいます。外壁沿いには宗教グッズ、ロウソク、花束の売り子もいます。
内部撮影禁止です |
ペルーもそうでしたが、ボリビアでも教会やカテドラル内部は写真撮影禁止です。ビデオも撮れません。メキシコやコロンビアでは撮り放題、エクアドルでは撮っていいのか悪いのか微妙でした。
セントロ周辺には土産物屋多数 |
帽子が気になった |
メルカドの食堂街は私のオアシス |
ここはメルカドです。規模は小さめですが食堂街があります。メニューにはTrucha (トルーチャ)というマスの料理がありますが、海を持たないボリビアで取れる魚は、チチカカ湖のマスということになります。
ただ、トルーチャは値段が高めだったりするので、無難なPollo Fritoを頼みました。13ボリビアーノ (221円)でした。ペルーとそんなに違いはないようです。ただ、聞いていた通り米が美味しくない。ボロボロパサパサです。たぶんスープ用途には最適なのです。
メインストリートを下っていく。美味そうなお店や土産物屋多数 |
透明度が高い綺麗な水です |
人通りのあるど真ん中の砂浜でキャンプする勇気は私には無い |
チチカカ湖畔へ来ました。水には透明度があって綺麗です。藻が生えているということは実質も綺麗なのだろうと思います。ボートが複数停留していて、太陽の島へのチケット売り場もあります。
「ボリビアの色んな物の相場が知りたいな。取り敢えずストリートフード系を攻めてみよう」
写真右は肉じゃがを団子にして揚げたものとサラダが付いたもの、6ボリ。美味しいです。バスステーション近くの屋台で売っています。
写真左はバングラデシュの食べ物だそうです。バングラデシュ人がおぼんに3種類 (鶏肉、牛肉、ベジタリアン)を乗せて歩き回って売っています。実は昨日も買っていて顔見知りで、向こうから通常5ボリを3ボリにまけてくれました。こちらも美味しいです。カテドラルからチチカカ湖畔へのメインストリートで昼と夕方にいます。
こういう帽子の着こなし・馴染みは日本人には難易度が高い |
2リットルの水は5ボリ、パンは1個20センティーモ、青りんごは1個2ボリ、チョコアイスバーは高めの10ボリ。こんな感じで色々買ってみて物価調査をしました。
さて明日から2日間でラパスを目指します。もしラパスで中古のノーパソが激安で手に入るなら欲しいところ。スマホでは作業しづらい要素が何点かあるので。まぁ期待はできない。
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