450~451日目【ペルー】Machupicchu (マチュピチュ)へ 最高の遺跡

2015年9月2日~3日
天空の都市・マチュピチュへ。

神々しい遺跡と共に

 探検家ハイラム・ビンガムが発見した遺跡。ペルー観光の目玉で、毎年多くの観光客が訪れる「世界の観光スポット」のひとつ。そんなマチュピチュにツアーで行くことになりまして、今回はそのレポートです。

☆私のツアー内容☆
  • マチュピチュ遺跡入場チケット
  • ホテル
  • 3食
  • クスコと水力発電所往復バスチケット
  • マチュピチュ村から水力発電所までの鉄道チケット
  • プロフェッショナルガイド

 朝7時半。指定されたバス乗り場へ赴いてバスに乗車。どのバスも満席で、空き席のあるところに振り分けられていきます。欧米人、特にフランス人が7割強ほどいるようでした。南米で出会ってきた欧米人は確かにフランス人が多かったです。今フランスでは南米旅行がブームなんでしょうかね?

 マチュピチュ近郊にある水力発電所まで6~7時間。途中でトイレ・食事休憩あります。通過するどの町も「Machupicchu」「Inca」等と標語を掲げていて、完全にマチュピチュ寄りの商売をしています。Huyroという町は茶葉の産地ですからその点自信持って、マチュピチュに擦り寄らずとも良さそうなものですがね。

 水力発電所に着くとガイドが名前を読み上げて人数を確認し「ではアグアスカリエンテスで会いましょう」と言って放置。ここからアグアスカリエンテス (通称マチュピチュ村)までのトレッキングは個人で行くようです。まぁそのほうが気楽でいいですね。


 線路沿いにスタンド・バイ・ミーでマチュピチュ村へ歩いていきます。距離は8kmくらいです。でも未舗装なのと、線路の敷石ゴロゴロなのとで歩きにくくて、とても長く感じますし疲れます。さらにこの時雨が降り出してレインウェアに着替えることになり、トレッキングは厳しいものに。


 トレッキングの模様の一部を動画にしました。

 午後3時半から歩き始めて、マチュピチュ村に着いたのは午後6時。もう暗い時です。ここで参ったのは、マチュピチュ村に着いたもののこの後どうすればいいのか。何処に集合したらいいのか。ガイドが見当たりません。それにもう結構疲れています。脚が筋肉痛です。

 小一時間ほど雨の降るマチュピチュ村内をウロウロした挙句完全に諦めて、雨をしのげるところで放心。「もうこれはポリスに行くしかなかろう」

 ポリスステーションへ行って「ツアーでここに来たんだけど俺のガイドが見当たらないッス」と泣きつく。ツアーの契約書を見せて担当者に電話してもらい、ポリスステーションで待つこと5分。ガイドが迎えに来てくれて難を逃れました。どうやら集合場所はPlaza Manco Capacだったようです。

 この後お金を渡されてマチュピチュ入場チケットの購入をして、帰りの鉄道チケットの購入もしてもらい、無事にホテル着。ツアー込の夕食を食べて熱々シャワーを浴び、就寝。

 翌日。朝4時に起きて遺跡行きのバス乗り場へ。遺跡とマチュピチュ村の往復チケット (24米ドル、78ソル)を買って行列に並びました。バスは何台も待機していたので待ち時間は少なくて済みました。

 九十九折の道路を登っていくこと30分。マチュピチュ遺跡入り口に着きました。ここからプロフェッショナルガイドによるマチュピチュ遺跡探訪が始まりました。以下写真にて。





クスコにある12角の石ほどの、大型で精巧な組み上げ方は見られない


手前の岩と奥の山が、形が同じ

ワイナピチュ登山者達

カメラのエフェクトで撮った逆さ富士風写真

 ここまで苦労してやって来たかいがあったと、マチュピチュ遺跡は私がこれまで観てきた遺跡の中で最高と申し上げます。最高であると、これ以上感想を言う必要は最早無いですね。これは行けば分かりますよ。この遺跡へ行った人は皆決まって同じ様なアングルから遺跡とツーショット写真を撮りますが、これも行けば分かりますよ。オーラがあるんです。神々の降臨のような。

 それは遺跡単体ではなく周囲の雄大な山々や天気等の自然との調和によってもたらされるものです。チャリダーはよく「人の多い観光地嫌い」「お金掛かるのが嫌」「みんなと同じ体験をすることに価値を見ない」等によって行かないことが多かったりするのですが、行かないことは惜しいことであると、付け加えておきます。マチュピチュはたぶん別格。

 マチュピチュ村へ帰ってきた時には疲労度MAX。村と遺跡の往復をバス移動にして正解でした。それに村から水力発電所までの復路が鉄道で良かったとも思いました。またトレッキングで戻るなんて考えられない。

 鉄道で水力発電所まで戻り、そこからは休憩挟んでクスコまで。到着は午後9時半。疲労困憊でカサデルインカへ帰ったのでした。

 マチュピチュ村は全てのものが高額ですので、安く抑えるならせめて食費だけでも浮かしましょう。クスコからパンや飲み物を持参するのです。グッズは買わなければいいし、ホテルは泊まる他ないですが町の端っこや路地沿いを攻めると安めの宿に行き当たるでしょう。

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