431~433日目【ペルー】Nasca (ナスカ)へ 地上絵を展望台から観覧 1日休養を期待して疲労に耐える

2015年8月14日~16日
お金の節約のために、ナスカの地上絵よりも中華屋のチャーハンを選ぶ。でもセスナ観覧は楽しそうだなぁ…

ナスカ、来てしまったなぁ

 最近は走行中と走行後のコーラを控えるようになりました (飲まなくなったわけではない)。何故か。コーラよりも、LAIVEのChocolatada (チョコレート飲料)の方が、美味しいし価格に対する栄養価に優れているからです。また、コーラは1リットルで4.5ソル、500kcalくらい。チョコラタダは1リットルで同価格、900kcal。

これがね、美味いんですよ

 北米ではTruMooというチョコレート飲料がありましたね。あれも美味かった。今USAを走っているチャリダーが羨ましくてしょうがない。色々種類があって、茶色いパッケージのChocolate Milkが良い。私は飲んだことありませんが、イチゴ味もあるらしい。以前どこかの記事で書きました通り、TruMooは日本進出すべきですよ。

 ただ、厳しい走行時には炭酸のリフレッシュ感に勝るものはないので、強炭酸系飲料は必要です。コカ・コーラか、スプライトですね。ペプシは若干炭酸が弱いのが不満です。


【14日: リオグランデ河川敷にて野宿】

 体が重い。だいぶ疲労しています。でもあと2日も頑張ればナスカ。そこでは1日休養日が待っています。10km毎に鞭打って走ります。

 イカから次の比較的大きな町はパルパ。距離はおよそ95~100km。ナスカまでは150kmですから、ホテル滞在が必要でない限り、パルパまで到達しなくてよい。グーグルのストリートビューで目を付けたのは、パルパ手前のリオグランデという町。近くに流れている河川敷で野宿できないかな。乾季で乾燥地域だから水量は少ないだろう。



 イカを出るとしばらくは町が続き、その町が無くなると砂漠に。この砂漠、何も無い。周囲を見渡しても遥か遠くに薄っすらと山々が見えるだけ。私が砂漠地帯の走行で求めていた景色がここにありました。


 途中でキツめの山越えがありました。これを下っていくとリオグランデ。河川敷の奥まった所でキャンプ。誰か近づけば足音が鳴るし、ライト無しで接近してくるには、川があるし、石ころでけつまずいたりとリスクがある。私のテントへの接近は難しいですが、それでも要警戒。

走行距離: 93km
積算走行距離: 15536km


【15日: ナスカにてホテル泊】

 疲れをおして朝早く出発。道のりはどうということないのだけれど、上り下りが増えたくらい。地上絵のある場所は、言ってみればテーブルマウンテンの上。結構キツイ上り坂を上った先にありました。





こういう所はお土産屋さんとセット。アクセサリーや、石に地上絵の絵を描いたものなどがある

 空を見上げるとセスナ機がたくさん飛んでいました。あれに乗るにはたしか、320ソル掛かるとか。手持ち350ソルで、これには、ナスカ2泊+アバンカイ2泊+アバンカイ滞在終了までの10日分の行動費+クスコまでの野宿用食材費まで含んでいる。ナスカ以降お金を下ろしたくない人には乗れない。

ナスカは地上絵だけじゃない。世界最大の砂丘、セロ・ブランコもある

小山の上からも地上絵観察

縦横に描かれた線が見えた


走行距離: 54km
積算走行距離: 15590km


【16日: ナスカにて1日休養日】
綺麗な町です


 町を歩いて中華屋でチャーハンを食べ、メルカドでスパイスと米、野菜、山越え用の行動食を買って終わった日。

 明日からのナスカ - アバンカイの7日間走行は、ペルーの走行でも1, 2を争う難関、プロフェッショナルコース。峠越えは4200m, 4500m, 4500mと3つあり、最低4回は野宿です。この区間の走行は、次回以降に…

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もう自転車旅行から帰ってきて8年半も経つとは驚きで早すぎると思うし、一方で旅の記憶は少しずつ薄らいできており、この点で年月の経過を感じる。 だからこうしてブログとか、Youtubeに旅の様子を残してきて良かったなと思う。苦しいことばかりだったと思うが、今ではいい思い出。 さて現在...