416~417日目【ペルー】Lima (リマ) 旧市街食探訪とサウナ三昧

2015年7月30日~31日
エンパナーダ、肉まん、春巻き、セビーチェ…リマは食の天国。お宿桜子で1日中サウナ三昧。

ピサロのミイラが安置されているらしい、旧市街のカテドラル

 最近の食事は自炊かパンで安く済ませています。1食100~120円を目指しています。加えて私は自転車に乗らない時は1日2食で十分。でもお宿桜子は朝食付きなので今は3食になっていて、さらにオーナーのnatsukiさんからおやつを頂くこともたまにあって、何やら肥えてきました。朝食と自炊1食にすれば良いのですが、まだ走っている時の食欲なので空腹感が強くて、食べないときついです…

 今旅開始時は70kgジャストでしたが、初め半月のカルガリー到着時で10kgダウン。シャープな肉体になった後徐々に筋肉が付いて、グアテマラのシェラ到着時の体重は64kgくらい。そしてリマ、後述するサウナで体重を測ると3kg増えていました。ベスト体重は64kgと思っていますので、肥ったなぁと。また走り出せばすぐに痩せるでしょうけど、走り出しのペダルの重さは筋肉の鈍りの他に肥ったということもあるでしょうね。

 独立記念日が終わって個人商店が開店を始めました。実はチュリンからリマへ帰ってきた翌日に中華街を訪れてみたのですが、記念日週間ということでお店の多くが閉店していて活気無く残念でした。ということで、今回はそのリベンジをしようと思うのです。

Jimmy's外観

 旧市街のアバンカイ通りに出て先ずはJimmy'sというお店へ。このお店はお宿桜子さんオススメ、エンパナーダが最高に美味しいという情報。さすが行列している。次から次へとエンパナーダフリークが来る人気店です。お客さんの大半がエンパナーダ (1個3.5ソル)を注文しています。 先にレジでお金を払いチケットを受け取り、それをカウンターへ持っていくと商品と交換できるシステム。

 ファストフードやこういうお店では以下のような流れで購入します。

 先ずレジ・カウンターで「Hola, buenos. (午後ならbuenas)」と笑顔で挨拶します。本来はBuenos días (Buenas tardes)ですが、díasは省略しても大丈夫です。省略するとフレンドリーな印象になりまして、ファストフードや町の食堂の様な所でよく使います。笑顔でというのは対人関係では基本的なことですし、ペルー人はシャイな人が多いので、緊張を解いてやるのです。

 次に「Un empanada, por favor.」と言って3.5ソル支払います。ケーキも売っているので買いたいなら「Una porción pastel, por favor.」と言います。pastelはtortaでも良いですし、porción無しでUn pastelやUna tortaと言っても良いでしょうね。2つ以上欲しいならUn (Una)をDos, Tres…と言い換えて、pastel, tortaを複数形にしたら良い。pasteles, tortas…。ケーキの場合カウンターでCuál? (どれにしますか?)と聞いてくるので、ショーケース内のケーキを指さしたり、名前を告げたりします。

 このあとはPor aca o para llevar? (ここで食べていきますか?それとも持ち帰りですか?)と聞いてくるので、por aca.ないしpara llevar.と答えたらいいのです。

パイ生地に具がたっぷり

 私はQueso (チーズ)を注文。店内にゴミ箱があるので立ち食いできます。具は真っ白で写真を撮るほどではないのでありませんが、さすがペルーは乳製品が美味しいだけあって、濃厚な風味と粘りのあるチーズでめっちゃ美味い。普通のエンパナーダは2~2.5ソルでJimmy'sは若干高めですが、おばちゃんやサラリーマンがエンパナーダを受け取って1秒で喰らいついているのも納得の美味しさなので、価格は妥当といったところ。

中華街・門

 次に向かったのは中華街。アバンカイ通りから向かって中華街の門をくぐった先、突き当り奥付近にある売店で肉まんと春巻きを買いました。それぞれ2ソルということで高くはない。

悪くはない。コンビニの肉まんと同等

 肉まんはふっくら具合はイマイチですが味は良いと、感想はこんなものです。



 注目すべきは春巻きで、もやしたっぷり具たっぷりのカリカリ。横浜中華街で食べるそれと遜色ない美味しさは、ペルーでこんなの食べられるとは思っていなかった者にとって嬉し過ぎます。中華街は肉まんがよく注目されますが、個人的には春巻きのほうが美味しいですね。


 中華街のメインストリートを進むと突き当りの道路に出まして、そこを左へ行くと中華系の食材店があります。感動的だったのは、香醋 (こうず)かあったこと。チャーハンに合うのですよ。その他の料理にも、例えば焼き餃子とかに、普通のお酢より香醋を使うほうが美味しくなります。でも500ml瓶しか売ってなかったので買いませんでした。


 次に羅漢果茶があったこと。コレ美味しいのでおすすめです。日本に居るときは東急ハンズで買っていたのですが、日中関係が悪くなってから取り扱いが無くなってしまって、横浜中華街からも姿を消しました。以来、飲みたいなぁと長年思い続けていたのですが、ここリマの中華街で手に入れることができました。

 ただ、お湯に溶かす粉末タイプに加工されているものでした。羅漢果は貴重なので中国政府の輸出規制があるのでしょうね。

うどんなのにSOMENと書かれているし、写真はラーメン

 さらにお次、うどん売ってました。ゲッティー (スパゲティのこと)に代わる麺類として旅のお供にすること決定。そうめんも売っていましたが、私はそうめんは好みでないので買いません。太目のコシのある食いごたえのある麺が好きですね。ただ、このうどんは細みではありますのでこの点不満ではあります。茹でてみるとコシは強いので悪くはないですが。

 中華街のすぐ近くにはメルカドがあります。パカスマヨで塩辛いのを食べて以来もうセビーチェは食べないと考えていましたが、リマのは美味いという情報を受けて食べてみることにしました。

これにスープとジュースが付いて12ソル

 やっぱり塩っぱいですね。聞くところによるとメルカドはアンデス系の山岳人たちが作っているそうで、関係あるか分かりませんが、彼らの作るセビーチェは塩っぱいと。コスタ (沿岸部)の人の作るセビーチェが美味しいとのことです。

 お腹いっぱいになったので宿に戻り、カレーの調合を始めまして1日が終わりました。リマは食が充実していますので、食巡りが楽しいですね。

 翌日は朝飯前にサウナへ。お宿桜子併設のサウナは料金を支払えば一日有効で、出たり入ったりできます。私は朝・昼・夕と3回も入りました。

 1階にドライサウナとスチームサウナ、2階にトレーニングジムがあります。スチームサウナは当日に摘んだ各種ハーブの良い香りが充満しています。裸の老若男女がウロウロしているので写真はありません。詳しくは以下のホームページ参照のこと。


 サウナに10分入り、水風呂で体を冷やし、常温で休む。これを1セットとして、朝・昼・夕それぞれ2セットずつ繰り返しました。

 ドリンク係のお姉さんが居るのですが、朝・昼・夕3回とも目撃されているので、相当なサウナ狂と思われたでしょう。

 温泉好きな人はサウナも好きになると思います。汗かいて体に刺激を与えるのは気持ちいいものです。温泉とサウナはこの点で同じですね。

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