412~415日目【ペルー】Lima (リマ) お宿桜子 カレー粉を調合する ドリフのコントにハマる

2015年7月26日~29日
カレー粉あれば、自炊無敵かも知れんな。さっそく調合を始める。これは楽しい!趣味になりそう。

スパイス各種

 日本人男性は極端である。例えば料理では面倒くさくて大雑把になるか、凝りに凝って繊細になるかである。女性はその中間を作れる。だから男の料理は毎日食えない。料理をしない人の大雑把は不味いし、シェフの繊細は美味いが過ぎていて、たまに食えば十分。やっぱり日々の食べ物は女性の作る料理が良い。胃袋をつかむ女性が男心を制するのである。だから料理のできない女性はモテない。

 読者にはどうでもいいでしょうが、私の場合、味噌汁を美味しく作れる女性にグッときますね。グッとくるだけに具は、さて何でしょうね?豆腐とワカメか…いや、油揚げとキャベツも無視できないな。シジミ…うん、シジミも良い。ただ、貝はちゃんと砂抜きしないと食べた時にガリッてなるから、実はちょっとしたトラウマなのですよ、貝を食べるのが。慎重に咀嚼する必要があります。だしは粉末でもいいですが、煮干しや昆布でとっていたりすると、やるな!と思いますよ、うんうん…他の料理も美味いんじゃないかという期待が高まりますしね。




 味噌汁について考えた後ドリフのコントを観ていると、脈絡無しに「あっ、カレーも良いな」と思ったわけです。中華街のような日本食材を売っている場所に行けばルウを入手可能だったりするのですが、スパイスから作ってやろうと思い至りました。きっかけはお宿桜子オーナーのnatsukiさんがスパイスからカレー粉を作っていたからです。ほほ〜ぅと思いました。

 カレー粉あれば自炊が充実します。南米では何処ででも安くスパイスが手に入るので、無くなり次第調合していけば良い。旅をしながら調合をやっていれば、ウシュアイアに着く頃にはカレー名人になっているかも。帰国後に「ターメリック系ブッディストのカレー粉調合マニア」とかいうフリークサイトを作れるかもしれない。

 あれこれ考えながらスーパーやメルカドでスパイスを買い集めました。集められたものと、それらの調合第一回目の分量は以下の通り。

  • ターメリック 大さじ2
  • クミン 小さじ1
  • コショウ 小さじ1/2
  • ショウガ 小さじ1
  • オレガノ 小さじ1/2
  • クローブ 小さじ1
  • シナモン 小さじ1
  • ヒンドゥ (数種調合済みスパイス) 小さじ1
  • 6 Alimentas (数種調合済みスパイス、オールスパイスの代わり) 小さじ1
  • コンソメ 小さじ2
  • 小麦粉 小さじ2
  • 塩 小さじ1

 このようにあまり多くの種類を揃えられませんでしたので、調合済みスパイスを用いて足りない分の代わりをさせました。ゆくゆくは多くのスパイスを揃えていきたいと思っていますが、一方で、シンプルな構成で美味いカレー粉を目指すのも、ある種の「調合美」とでも言いますか、調合を極めるというのもアリかと思います。

 試作なのでカレー1回分の量で作っています。上記調合だとコショウとショウガの辛味がちょっとだけ強くて好みでないのと、特有の香りが弱くて、おそらくクミンが少ないかなと思います。それに何か足りんなぁという感じはやはりスパイスの数が足りないのか。試行錯誤が続きます。

 ちなみにペルーにはMaca (マカ)という絶倫スパイスがあるのです。粉末180gを950円で売っています。これカレー粉に入れちゃったら私は下半身系ブッディストということで、一休和尚と同じになってしまうのではないだろうか?有効作用は精力だけでは無いので、自転車旅行の疲労回復にも良いと思うので買おうか悩みどころ。加熱に弱いそうなので、スパイスを炒る段階では加えずに、炒ったあとに加えると良いでしょうね。

シナモンを使ったフレーバーコーヒーを作れる

 話は変わって、ペルーの独立記念日があったわけですが、セントロへ観に行くということもなく、お宿桜子にてネットとカレー粉に集中しておりましたので、記念日の写真は一枚もありません。大通りを封鎖してパレードをやったようです。この期間は中華街もお店の大半が閉まっていて、メルカドは午前中だけの営業。ラーメン屋も沖縄そば・うどん屋も閉店ということで、つまらない。

 今後の予定は8月3日にリマを出発、クスコを目指します。沿岸部を離れて山岳へ入ったら野宿を中心に走行します。クスコ到着までの約2週間、ブログの更新は期待できないのでご了承ください。

お宿桜子のマスコット犬、桜子ちゃん♀

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