2015年6月19日~23日
入国管理官不在。長い昼飯休憩の間待たされる。しかも酒飲んで帰ってくる。ペルーの定食は米が美味い。サンイグナシオ・ハエンで連泊。
入国管理官不在。長い昼飯休憩の間待たされる。しかも酒飲んで帰ってくる。ペルーの定食は米が美味い。サンイグナシオ・ハエンで連泊。
「猫の爪」という名前の町があるらしい |
【19日: ペルー入国、Nambale (ナンバレ)へ】
エクアドル出国手続きを終え、橋を渡ってペルー入国手続きへ。迎えてくれた警察の兄ちゃんに「ペルーへようこそ!」と言われて少し嬉しくなりました。が…
エクアドル出国手続きを終え、橋を渡ってペルー入国手続きへ。迎えてくれた警察の兄ちゃんに「ペルーへようこそ!」と言われて少し嬉しくなりました。が…
そうかじゃあ待ってるか。…30分、1時間と経ちましたが帰ってきません。遅いな。イミグレ通過後に昼飯を食べようと思っていましたが、もう待っていられないので食堂へ。お米がもっちり美味しくなって感動。食べ終わってイミグレの小屋を覗くもまだ居ない。
2時間待つとバイクタクシーに乗って帰ってきました。赤ら顔で随分陽気です。どうやら私が来る30分前から昼飯休憩をとっていたようです。つまり2時間半も休憩していたのです。暇なマイナー国境だけど人はボチボチ来るんだから、ちゃんと居てくださいよ。マイナーなだけに管理官が一人というのも仕方ないけども…、酔っ払うのはどうなのかね?
ツーリストカードに記入していると…
「日本にはサムライが居るんだろ?」
「カンフーできる?」
「日本の女の子良いよね。ペルーも良いけど」
「ペルーはソル、日本はイェン?ジェンだろ? 」
「カンフーできる?」
「日本の女の子良いよね。ペルーも良いけど」
「ペルーはソル、日本はイェン?ジェンだろ? 」
など横からゴチャゴチャと…
…うるさいな!書き進められんでしょーが!しかも質問に答えようとすると、最後まで聞かない。
酔っ払い「日本にはサムライが居るんだろ?」
私「え?いや、サムライは日本に…」
酔っ払い「えー、ショック!居ないの?」
私「ハハハ、もう現代に…」
酔っ払い「じゃあさ、カンフーは?できる?シュッシュッ…」
私「え?いや、サムライは日本に…」
酔っ払い「えー、ショック!居ないの?」
私「ハハハ、もう現代に…」
酔っ払い「じゃあさ、カンフーは?できる?シュッシュッ…」
私のパスポートデータをキーボードで打ち込むにも一本指で一文字ずつゆっくり打つし。もっとこう、カタカタッとできないのかい!さらにパソコンの処理速度が遅い。エラー頻発。エラーはどこか入力間違えてるんだよ。Salida (出国)じゃないよ、Entrada (入国)だよ?
結局スタンプを貰うのに30分も掛かりました。陸路入国なんて厳密じゃないんだからポンッとひと押しでしょうに。エクアドルの出入国なんて30秒で終わりますよ。
「このもの凄い疲労感…。波乱ってたぶんこういうことなんだな」
この日は国境から6km先のナンバレという町のホテル。何もない町でした。
走行距離: 6km
積算走行距離: 13728km
積算走行距離: 13728km
【20~21日: San Ignacio (サンイグナシオ)へ、連泊】
ナンバレという何もない町を出発してサンイグナシオを目指します。特別観るもの無く淡々と走り進めますが、通る町通る町、何もない。唯一Nuevoなんちゃらという町にはレストランらしいものと商店がありました。
ナンバレという何もない町を出発してサンイグナシオを目指します。特別観るもの無く淡々と走り進めますが、通る町通る町、何もない。唯一Nuevoなんちゃらという町にはレストランらしいものと商店がありました。
ただここで補給する気にならなくて先へ進みました。でもこれは失敗でしたね。おかげで以降の走行が苦しいものとなりました。
行程は長く上って長く下る道。上りは「いつまで上んねん」クラスのものなので結構体力を消費しました。
喉カラカラでサンイグナシオに到着し、1泊20ソルでWiFiありのホテルにIN。WiFiのパスワード (Clave: クラーヴェ)って大抵聞かないと教えてくれません。中南米のホテルってこの点が不親切です。
もの凄く疲れてしまったため、サンイグナシオで連泊をしました。
走行距離: 42km
積算走行距離: 13770km
積算走行距離: 13770km
【22~23日: ハエンへ、連泊】
サンイグナシオからハエンまでは110kmほどあるようですが、街を出てからの最初の峠を越えてしまえば標高600mまで下って平坦な道になるそうです。じゃあ1日で行ってみよう、頑張ろうと7時半に出発。
サンイグナシオからハエンまでは110kmほどあるようですが、街を出てからの最初の峠を越えてしまえば標高600mまで下って平坦な道になるそうです。じゃあ1日で行ってみよう、頑張ろうと7時半に出発。
土砂崩れが頻発する。日本の道路造りの質の高さが分かる |
平坦というほどでもなく普通にアップダウンある道でしたが、川沿いに下流へ向かって行く道のため、時折出てくる上り坂はそんなにキツくありませんでした。
ただ距離がそこそこあるのと、標高が落ちたことによる日差しの暑さと気温で参ってしまいましたね。ハエンへの最後の上り道は力を振り絞ってどうにか越えました。
ハエンに用はありませんが、自炊用の米や野菜を買う必要があるのと、胃腸が優れないので休養日を作るために連泊しました。
この数日間、写真は撮るべきと思った光景に出くわさなかったためあまり撮りませんでした。
走行距離: 123km
積算走行距離: 13893km
積算走行距離: 13893km
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