2015年5月4日~8日
メデジンからカリ手前の町、ブガまで。標高変化1500-2460-800-2200-1000-1300、以降平地ボーナス区間。コロンビアカトリック教徒の聖地。
メデジンからカリ手前の町、ブガまで。標高変化1500-2460-800-2200-1000-1300、以降平地ボーナス区間。コロンビアカトリック教徒の聖地。
出発準備中 |
Panela Hostel。良い所ですよ |
【作戦会議 en cabeza (頭)】
コロンビアゲリラの名前はFARC。政府と休戦状態にあっても警官が襲われて数名の死者とテレビで放映、大統領がFARCは謝罪すべきだと声明を出しました。自転車旅行者が襲われるか分かりませんが、巻き込まれるのは御免被りたい。コロンビアの南部にいるらしく、主な活動日は日曜日。だから大事をとって日曜日は走行しません。
予定ではブガで3泊、ポパヤンで5泊します。ポパヤン5泊は長過ぎますが、その次の街パストまでは山岳走行250kmなので、普通に考えて4日は掛かります。その間のよく分からない町で連泊は嫌なので、堅実にポパヤンを月曜日に出ようと思います。
【4日: カルダスまで】
メデジンからカルダスまでは走行距離は約20km。楽な距離ですがスケジュール的には難しいのです。都市部脱出には時間が掛かる上にとても疲れる。さらにカルダスまで標高を300m上げ、以降は600m上げます。先へ進むよりカルダスで終えた方が継続走行のリズムを作り易いでしょう。
メデジンからカルダスまでは走行距離は約20km。楽な距離ですがスケジュール的には難しいのです。都市部脱出には時間が掛かる上にとても疲れる。さらにカルダスまで標高を300m上げ、以降は600m上げます。先へ進むよりカルダスで終えた方が継続走行のリズムを作り易いでしょう。
カルダス町内に安そうなホテルを幾つか見つけましたが、グーグルマップ上で幹線道路沿いにHospedajeを見つけていたのでこちらへ行きました。
レストラン併設でとても良い雰囲気です。トラックの運転手が集まる所で、こういう所は間違いなく美味い。昼食を摂るならここおすすめですよ。ただ宿代は少し高くて35000ペソでした。カルダスへ戻っても良かったのですが面倒なのでここにしました。電気式のホットシャワーを浴びて、この日は終了。
浮いた午後の時間はスペイン語の勉強。辞書片手にテレビでニュースを聞き取り、問題集を解き、文法と単語の書き取りをしました。有意義な日でした。
走行距離: 22km
積算走行距離: 11597km
積算走行距離: 11597km
2460mの峠を目指して上っていきますが、相変わらず吹き出す汗の量が半端ない。コロンビアの昼は2000mを越えないと涼しくなりません。この汗の滴る感じは正に滝ですね。嫌なのは汗が目や口に入ってくること。前が見えなくなるし、しょっぱいし勘弁してほしい。
この峠はメデジンのロードバイカーに人気のようです。彼らは私を追い抜きつつ応援してくれます。「○○○、amigo!!!」と言ってきます。○の部分は聞き取れませんでしたが、応援のメッセージであることは明らかでした。親指を立てて返事をしました。
峠にレストランがあるので入りそうになりましたが、我慢して節約しました。昨日ホテル代が結構かかったので…今日は安宿に泊まりたいな。
地味にキツいアップダウンを挟みつつ標高800mまで下がりました。脚の疲労度はまだ走れそうな余裕があったので、この日の目標を45km先のエルロデオにしました。ここでも地味にキツいアップダウンをして夕方到着。Dulceria (甘味処)兼Hospedajeという珍しい所に宿泊。13000ペソ、昼間に陽で暖められたぬるい水シャワー。晩飯はパスタとコーヒーを自炊。
走行距離: 105km
積算走行距離: 11702km
積算走行距離: 11702km
【6日: アンセルマまで】
この日はエルロデオを出るとリオスシオ1800mまで上り、さらにそこから400m上げます。その後はアップダウンしながら2000m半ばを維持しつつグアティカ、この町を過ぎるとアンセルマ1800mまで下り一方でした。
この日はエルロデオを出るとリオスシオ1800mまで上り、さらにそこから400m上げます。その後はアップダウンしながら2000m半ばを維持しつつグアティカ、この町を過ぎるとアンセルマ1800mまで下り一方でした。
レストラン無しで走ったため、手持ちのパンをかじりながら走りました。結構キツイのでコース的にレストランINはした方がいいと思いますが、不思議と力が湧いてきて走り切れました。
リオスシオでは町を歩く学生に笑われました。笑いどころは旅行形態のようで、興味津々といったところ。楽しければ笑っていただいて、それでいいのだと思います。笑いを取ることは心の壁を取り除き、防犯に繋がるのです、たぶん。これ、我流ノウハウです。
アンセルマでは2階にあるホテルにしました。最初は荷物を持ち上げるのはしんどいと思ったので別のホテルへ行きましたが、工事中で部屋が無いと。そのホテルで前述の2階にあるホテルを勧められたのでした。15000ペソ、水シャワー。晩飯は自炊。テレビで辞書片手にドラゴンボールZの対フリーザ戦を聞き取り。
走行距離: 58km
積算走行距離: 11760km
積算走行距離: 11760km
【6日: ラ・ビクトリアまで】
アンセルマを出ると下り一方で16km。以降は緩いアップダウンを繰り返しつつ快走。ラ・ビルヒニアという町通過直後から「いつまで上るねん!」と文句が出てくる登坂が突如出現。標高300m上がり、距離10km。後、カルタゴまで10km下る。
アンセルマを出ると下り一方で16km。以降は緩いアップダウンを繰り返しつつ快走。ラ・ビルヒニアという町通過直後から「いつまで上るねん!」と文句が出てくる登坂が突如出現。標高300m上がり、距離10km。後、カルタゴまで10km下る。
タンパク質が欲しくなったためカルタゴでレストランIN。カルタゴ以降は平地のボーナス区間となり快走。ラ・ビクトリアという町まで到達し、走行を終えました。
この町に入る時に犬2匹に追いかけられました。こういう犬は100%飼い犬ですね。野良は私に無関心で素通りです。
自転車旅行あるあるってくらいよくあることです。家の門開けっ放しの放し飼いですからね。道路に飛び出して私を追い立てるんですよ。番犬としては優秀ですが、自転車旅行者にとっては天敵なんですね。治安の悪い国・悪かった国ほどこの番犬システムを採用しています。このシステムが衰退してペットとしての犬が増えてくると、治安が改善したと言えるでしょう。
それにしても痩せました。ベルトの穴が足りません。ガンにでもなったのかというくらい急激に痩せていきます。自転車旅行者は1日に4000キロカロリーを消費すると言われています。この数字に基礎代謝分2000キロカロリーが含まれているかは分かりませんが、高カロリー食を意識して摂らないとマズイですね。行動食は炭水化物、レストランはタンパク質と炭水化物。脂質が少ないように思います。脂切った中華が必要です。
走行距離: 105km
積算走行距離: 11865km
積算走行距離: 11865km
昼飯に寄ったレストランで頼んだ料理が半端ない量で、食べ終える最後の方は苦痛というくらい満腹を超えてしまいました。この状態は危険です。お腹の動きによく注意して適宜休みつつ走っていかないと、お腹壊すパターンです。本気で大正漢方胃腸薬欲しいと思いました。外国人サイズの胃袋じゃあ無いので、海外レストラン対策に胃腸薬は神ですね。
それに消化のために血が使われているのか、脚に力が入りません。ここまで時速20kmで快走してきていたのに、13kmで走るのが限界。食うもん食って「よっしゃ」と思っても、消化がある程度進行しないと力が出ないもんですね。
ブガまで難なく到着しまして目星を付けていたホステルへINしましたが、2階にありまして自転車と荷物を持ち上げるはめに。最近持ち上げる作業が多いな。雰囲気はとても良いし、バックパッカーたくさんでもないので居心地良いです。大抵はカリに集まるのでしょう。
なんでもブガはカトリック教徒の聖地だそうで、写真の教会はイピアレスのラスラハス教会よりも参拝者が多く、コロンビア随一だそうです。
なんでもブガはカトリック教徒の聖地だそうで、写真の教会はイピアレスのラスラハス教会よりも参拝者が多く、コロンビア随一だそうです。
でも今はホステルで売られている「Kombucha」が気になるところ。昆布茶?…。試してみようかな。
走行距離: 87km
積算走行距離: 11952km
積算走行距離: 11952km
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