321~322日目【コロンビア】Medellin (メデジン)へ アンデスの絶景を走る 峠を越えると大都市出現

2015年4月26日~27日
絶景がヒルクライムの疲れを癒やす。ようやくメデジン。Un poco 沈没します。

遠くにヤルマルを見る。空の青と木々の緑の相性って最高と思う

【26日: Don matias (ドンマティアス)へ】
 ヤルマルのホテルで朝食を食べて8時頃に出発しました。空気がとても澄んでいて冷たく「あ~良い空気だ!」と、思わず声に出したのでした。何度も。

 200mほど標高を下げた後、700m標高を上げます。傾斜はヤルマルまでに比べれば幾分緩やかで、2400mを越えると風が冷たく汗をかかなくなりました。絶景だらけで、写真を撮るために度々停車したのでした。




「ヤバイってアンデス。めっちゃ綺麗」




 頭の中はヤバイ・綺麗という単語ばかりで、走ることより写真を撮ることに集中しました。カナダですね。正確には景色の種類は違うのですが、感動の度合いがカナダと匹敵しています。




 標高2700mの峠の小さな町レティシアのレストランで昼食を摂り、再び走り始めました。この標高の辺りをアップダウンしつつ最高2760mくらいまで上ります。ジリジリ下がり始めて2000m後半まで下り、本日の目標のドンマティアスまで200m上ります。

 ドンマティアスに到着してホテルを探していると雨が降りました。雨宿りしていればすぐに止む。今の季節はこういうものです。

 町のセントロへ向かうと思いのほか活気がなく落書きが目立ったため、どうも雰囲気良くない。幹線沿いのホテルにしようと戻ったもののそのホテルは2階にオフィスと部屋。駐車場も無く自転車を担ぎ上げるのはしんどい。

「セントロ行ってみるしかないか…」

 ウロウロした挙句、結局セントロへ行けば済んだ話です。付近を捜索するも一軒しか見つけられなかったためチェックインして、どうにか今日一日が終わったのでした。セントロの辺りは良い雰囲気でしたね。

 このホテルはHotel Porton、25000ペソ、お湯シャワーです。受付のお姉さんが美人で、とても親切です。部屋は綺麗でイグレシアの裏に部屋がありまして、いい写真を撮れました。


走行距離: 75km
積算走行距離: 11448km


【27日: Medellin (メデジン)へ】
 今日は遂にメデジンに到着します。ドンマティアスから41km先です。これは街の入り口までの距離で、セントロまではもう少し走るでしょう。






 標高は2200m後半まで上ったあと、1400m半ばまで下ります。以降は地味にキツイアップダウンを繰り返して疲労困憊でメデジン突入。ホステルのあるポブラド地区までとんでもない交通量と分岐の地獄を乗り越え、汗だくだくで到着。



「メキシコのグアダラハラだな。あそこ以上かもしれない」

 こういう交通地獄は自転車旅行者が最も嫌うもの。首都のBogotá (ボゴタ)に行こうか悩んでいましたが、もう行きたくない。できればCalí (カリ)にも寄りたくないな。その分エクアドルのクエンカで沈没しよう…

 メデジンでは4泊の予定ですが、延泊の可能性大ですね。科学館とか植物園、グアタペなど、観てみたいものが増えました。衣服改革と新しいタイヤ・スプロケットの調達、散髪、やることたくさんありますが、のんびりと処理していこうかと思います。

走行距離: 55km
積算走行距離: 11503km

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