300~301日目【グアテマラ】グアテマラシティ探検 Zona10 VIVA

2015年4月5日~6日
グアテマラシティをぶらつく。欧米人チャリダーが来た。

グアテマラ中央銀行

【5日: ぶらつく】
　もうじきグアテマラとお別れです。Tica Busのチケットを買った時点で感傷は振り切っているので、つまらんことをダラダラ書くつもりはありません。グアテマラシティのZona VivaことZona 10をぶらついた時、そして治安のことも合わせて申し上げましょう。

ほのぼのしている

　Zona Vivaは新市街の中心です。日本大使館がありますし、高級ホテルもあり、大型ショッピングセンター、綺麗によく清掃された公園があります。道も綺麗で、良い意味でグアテマラらしくありません。

　治安は概ね良好。夜歩きもできそうな雰囲気ですが、多くの商店は夕方に閉まるので必要がありませんし、ここは日本ではないのですから、夜歩きはしないことです。深夜にちょっとコンビニまでといって出かけることができる街というのは、世界的に見ても結構少ないのです。だから日本って凄いですね。

　ロスプロセレスというショッピングセンターがあって、イメージしやすいように言いますと、ららぽーとの様なものです。

　日本のショッピングセンターは土日祝日が混み合うのですが、こちらでは日曜祝日はお店が休みになる文化がありますので、たとえ大型ショッピングセンターといえど閉店している店がチラホラありました。

　また、治安の良い区域であると言っても、センター内にはスーツ姿の警備員が無線で交信しなが巡回しています。実は私彼らのうち一人につけられまして、まぁキョロキョロして挙動不審だったのでしょうね。私がフードコートでチャーハン頼んだのを確認すると去りました。たまたま行く方向が同じだっただけかも知れませんが。まぁ雰囲気が普通じゃない…歩行禅的に、集中して歩いているのもイケないかも…

レフォルマドールタワー

【6日: ダラダラ】
　ただ日を消化するだけの耐える日々は終わる、今日で。午後、欧米人チャリダーがホステルに泊まりに来たことのほかは何事もありませんでした。

　私が自転車いじって荷物を取り付けていたのを彼は目撃していますからね。話はしませんでしたが、まぁ分かるもんですよ。お互い意識している。チャリダーはみんな同じ苦労をしているので話さなくたって同志の念は起こるもんです。私はチャリダー、彼もチャリダー、だから…ということ。

　話は変わりますが、最近思うのは、グアテマラ人はグアテマラに生まれ生活していることについてどう思っているのかということ。彼らは治安の悪いことを知っている。でもそれだけ。国民全体で一致団結ということが無い。悪いことをしている人も、自身の悪事を理解している。でもそれだけ。個人は自身の行いを整えようという努力が足りない。

　良くないことを知っていながらその修正の努力をしないから社会も個人も向上しない。あるいは外国資本だよりの雇用状況が修正の努力を教えないのか。これは中米全体に言えることだが、もっと良い国になれるはず。実に勿体無い。

　そこで、日本人は日本に生まれ生活していることについてどう思っているのかと。暇なホステル生活でネットサーフィンしながら色々見て回っていると、特に掲示版の類ですが、くだらない言葉の応酬で自ら争いを招くという品格の無さが見られる。ああいう所に本性というのは表れやすいのだろうと思います。

　高貴な人は日本人には少ないのだろうか？と、実際にはマイノリティでも、ネットというのは「外」から見ると多勢に見えるものですよ。お気をつけ下さい。日本人は高貴に、世界の模範が似合うのですから。