245~256日目【グアテマラ】タカハウス シェラとスペイン語学校を満喫中 テディベアを作り始める 

2015年2月9日~20日
シェラ一望のバウル山に登る。テディベアを作り始める。ボビーに噛まれる。ポールスミスのシャツとジャケット。

中庭でSaritaのアイスを食べながら勉強しています

 早いもんです。タカハウスで管理人をやりつつスペイン語学校に通っていると1日があっという間です。時間は年を取るほど短く感じるそうです。No soy joven…

 タカハウスの中庭には晴れの日には暖かな陽射しがあって、そよ風に吹かれて揺れる洗濯物を見ながらボーっとするのです。こういう時はEstoy en la lunaと言うか、Estoy pensand en las muelas del galloになります。(辞書に載っていない俗表現です。意味は両者とも「何も考えていない」です)

【Buena Vista!バウル山】
マヤ風のデザイン

 シェラにはEl Baúlという街を一望できるMontañaがありまして、スペイン語学校のアルマ先生と友人の3人で登ってきました。標高を160mくらい上げる小山です。

 頂上は公園とバーベキュー場になっていて昼間はPoliciaが居るので安全です。逆に夜になると彼らは居なくなるので危険になります。距離の長い滑り台があったので3人でキャッキャ言いながらシャーッと降下していくなど、子供になれたひと時でした。

 このバウル山。歩行者用の登山道とは別に舗装された車道も通っていまして、自転車の鍛錬に最適な穴場であると分かりました。3回登れば獲得標高は約500mになるので、旅立ち前のトレーニングにもってこいです。


【A decir verdad…テディベア製作が趣味なんです】
布の裁断後の各パーツです

 ウォシュレットフリークである私はとある友人から「他に変わった趣味は?」と聞かれて「テディベア製作」と答えました。そこで彼に頼まれてテディベアを作り始めました。実は私、テディベアを作るのが趣味なのです。

 現在この友人とアルマ先生に各1体ずつ、タカハウスに2体ということで、4体作ることになっています。タカハウスには1体はテレビの上、もう1体は隠しベアとして何処かにコッソリ仕掛けます。タカハウスにお越しの際は探してみてくださいね。


【ボビー、お前って奴は】
可愛いけど危ない。バラのような犬です

 タカハウスのマスコット犬ボビー (メス)。道のど真ん中で寝転んでいて邪魔でしたので、隅を通り抜けようとしたらビックリしたらしく私の足に噛み付いてきました。イタタ…

 直後彼女は私を見て「やっちまった」と思ったのでしょう。キュンキュン鳴いて申し訳無さそうにしていました。

 ボビーは幼少の頃、イジメられ人に慣れさせず番犬として育てられてきた体験から、初めての訪問者にはよく吠えます。タカさんはイジメられていたボビーを可哀想に思い引き取ったとのことですが、ボビーはおばあさんになって未だに人に慣れることはありません。子供の頃の体験はとても大事なのです。


【相変わらず…古着収集にハマってます】
ポールスミスのシャツとジャケット

 毎週日曜日、私は朝早起きして開店前のメガパカへでかけ、多くのバイヤーに紛れて行列に並び、開店を待ちます。ドキドキ。メガパカとは古着の販売店です。

 そして8時の開店と同時に店内へダッシュ!すかさず目当てのシャツやコート、フリースのコーナーをチェックします!良い物を手に入れるにはバイヤーと戦わねばなりません。これは戦争なのです!

 しかし残念ながらシャツ2枚という収穫少なく終わってしまいました。まぁNi modoですよ。しかしこの道のProfesiónalの方に、手に入れた値段で譲って頂いた物が2点。新品同様のポールスミスのシャツとジャケットです。

 シャツはアイスと引き換えに、ジャケットは50ケツァレスで買い取りました。新品を買えばこの2点で80000円、古着の新品同様品でも50000円はするでしょう。

 しかしこの2点は私が着るものであって売りません。絶対売りたくありません。ちなみに上記の方はやはりプロでして探し当てる嗅覚があるというか、ミネルヴァ市場の一見ゴミの様な古着の宝の山から、Brooks Brothersの新品同様の革靴を掘り出したのです。

 彼はもうすぐ日本に帰るとのことで、収集した古着 (総計300kg)から要らないものを見せてくれるとのこと。良い物があったら買い取りたいですな。ついに彼の逆パンドラの箱が開くというか、どんなものが出てくるか楽しみです。希望しかない。

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