235~244日目【グアテマラ】タカハウス客室編成中 冬枯れ 宿泊客ゼロという珍事 古着天国

2015年1月30日~2月8日
タカハウス改装。C号室は管理人部屋とシングルの2部屋に。胃腸完全回復。コウケツさんが訪問。スペイン語学校始まる。タカさんと管理人のみという、歴代始まって以来の珍事発生。メガパカ古着天国。

スペイン語の授業はスペイン語で進行する。英語、日本語はほとんど使わない

 何事もなく過ぎる日々。いつの間にやら10日分の旅日記が溜まっていました。上記日付の下に書いているあらましが結構な量になってます。さてこの間何があったのか、まとめてお送りします。

【胃腸の具合について】

パパイヤが欠かせない

 タカハウスに1月下旬に到着後、胃腸の調子を悪くしました。便とはいえない透明な水様便と嘔吐を一日繰り返し、その後便は便らしくなり、吐き気も収まっていきました。

 スペイン語学校でお世話になっているアルマ先生にこの事を話すと、

「朝昼晩、小さめのパパイヤ1個ずつを食べて、水をたくさん飲んで、食事はこれだけにしなさい」

 と言われました。そこでパパイヤを買って来て食べられる時に食べるようにして、お茶を飲んで水分補給を続けました。結果、2日で胃腸の不快感は一掃し、今では完全回復。とにかく腹が減ってしょうがないという絶好調になりました。

 実際、パパイヤは全フルーツ中ナンバーワンの解毒効果と免疫強化を持っているようで、アボカドより上です。こちらグアテマラではパパイヤ大玉一個を75円で買えるので、再出発までの間食べ続けたいと思います。


【自転車旅行仲間コウケツさん】


ブログ更新が滞っていたため心配されていましたが、この通り元気です

 私とほぼ同じ時期に出発して、メールでやり取りしていた仲です。1月にベリーズで会って以来の再会。タカハウスに数日の宿泊という形で遊びに来てくれました。

 自転車旅行あるあるや、シェラの案内、行動食の話など色々話せました。お互い写真を撮りあって、短い間でしたが良い時間を過ごせたのでした。そして忘れずに名刺も渡して。


【タカハウスは客室編成・改装完了】


私の部屋です。管理人の特典「個室」です

 タカハウスはとある事情によって客室の編成をしました。C号室は従来ドミトリーの3人部屋でしたが、今回の改装によってシングル2部屋となり、うち一つは男性管理人の個室となりました。これまで男性管理人はドミトリー泊だったのです。

 私は2月5日からタカハウスの管理人を再び始めました。この個室初めての利用者となり光栄でございます。

 ちなみにもうひとつの個室は客室としてドミトリーと同料金で利用できますが、構造上、ドアを閉めると朝の日の光が入らない真っ暗な部屋なので、どうしてもという方の他は利用をお勧めいたしません。なぜそんな構造になったか。ここでは言えない深い理由があるのです。


【スペイン語学校始める】

 タカハウスのスペイン語学校に再び通い始めました。期間は4週間。先生はアルマ先生。前回と同じ先生です。私の学習の進捗を知っているし、お互い心の中も分かっていて話しやすいということで、やはり習うなら彼女からが一番でしょう。

A. ?SerÍa tan amable de darme una botella de Cocacola?
B. No. Tu tendrÍas que tomar mucha Pepsi.
A. ?Por que? Tu sabes que me gusta Cocacola. !Maldito!

 などという文章を作ったりして彼女の笑いをとりつつ満足し、楽しく授業を行っています。 (コカコーラとペプシのネタは鉄板です)


【宿泊客ゼロという珍事】

 2月は南米旅行のシーズンに当たるため、中米に滞在する人は余りいません。それだけにタカハウスにも人はいません。これをホテル業界では「冬枯れ」と言います。

 ある日、宿泊客がゼロになりました。タカハウスにはオーナーのタカさんと、管理人2人の計3人だけ。今まではこのような事態はどうにか起こらずに済んできていたようですが、今回遂に歴代始まって以来の珍事となってしまいました。

タカさん「たまには良い。静かだから。でもこれが一週間続くと不安になるよね」

 タカハウスは現在ガラ空きのため、宿泊客絶賛募集中です。どうぞよろしくお願い致します!


【グアテマラは宝の山、古着天国】

クリスチャンディオールのスポーツジャケット。300円

 Mega Paca (メガパカ)はグアテマラの主要都市にならどこにでもある古着販売業者です。アメリカからチャリティで流れて来た古着を格安で売っています。

 Christian Dior, Gucci, Pendleton, Wool Rich, Brooks Brothers, L.L Bean, Patagonia, Columbia, Yves Saint-Laurent, Levi's, Chippewaなどなど、シャツやネクタイ、ジャケット、フリース、ジーンズ、ブーツ、ローファーあらゆる物があります。ほとんど手付かずの著名ブランドの新品同様品や、アンティーク物までがわずかQ20~40 (300~600円)という超破格の値段で手に入るのです。

 それだけに新しい商品の入荷日には開店前にバイヤーによる行列ができるのです。メガパカは言ってみれば卸業者ということでしょう。

 300円で手に入れた物が日本で20000円で売れる。こんなシロモノまであるのです。特にパタゴニアのヴィンテージジャケットなんかは高価ですし、ペンドルトンやウールリッチのファー付きヴィンテージコートなんてものを手に入れた日には、狂喜乱舞でしょうね。こんなものをQ100以下で手に入れられるのだからグアテマラはどうかしてますよ。

 しかし当然これらを手に入れるには困難を極め、開店前に並ぶために早起きをしたり、往復10時間チキンバスに乗って遠出したりと、それなりの努力を求められます。私も努力しましたよ。以下、私が手に入れたブランド品のほんの一部を紹介。

Brooks Brothersのシャツ。300円

Pendletonのウールシャツ。375円

Pendletonのウールシャツジャケット。450円

Wool Richのウールシャツ。255円

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