213~214日目【ベリーズ】ベリーズ出国へ XunantunichとFried Riceで締める

2015年1月8日
ベルモパンへ。スコールのち晴れ、のちスコール。

ルート20150108

 ベリーズの雰囲気は私に合わないようです。特にベリーズシティは良くない。色々揃っていて良いのだけれども、正直黒人が怖い。実際接してみて優しい人が多いのです。しかしたむろしている横を通過した時にジッと見られるあの視線と黒人英語がどうも…。治安が悪いと聞いていたベリーズシティ故に警戒心があるのかも。

 私がもしベリーズに住むならベルモパンかサンイグナシオを選びます。こじんまりしていて静かだし、黒人もゆったりしていて陽気な人が多いから。しかし物価高く長居したくないので、グアテマラへ帰ります。

 当初の予定ではベリーズシティから北へ50kmにあるアルトゥンハという遺跡を観るつもりでしたが、幹線道路から遺跡への道は未舗装路で、最近の雨模様でデコボコの泥道になっているそうで、ツアーを組まないと無理そうなのでやめました。

 ベリーズに入国してから毎日のように雨が降っています。レインスーツを着込んでベリーズシティを後にし、町外れまで走ったところでスコールが降って雨宿り。

 乾いた服を着たいものです。最近の服は生乾きの不快な状態が続いています。気温の高い地域で毎日レインスーツを着るというのは辛い。汗をかくので服が濡れます。レインスーツを着ようが着まいがどのみち濡れるという…。ついにはTシャツにカビが生えてしまいました。

 ベルモパンへの道中、何処で一晩過ごそうか考えていました。例のラブホモーテルか?安く上げるなら我慢して泊まってもいいのですが、普通のホテルが良い。ただ、今B$35しか持っていないからお金を下ろさねばならない。ガススタンド野宿も可能だろうけどスコールがあるからなぁ…

 ベルモパンから少し先の町にガススタンド併設のホテルがありました。一泊B$98。高いが仕方ない。お金が無いがカードで払えるなぁとスタッフに渡すものの通らない。まぁよくあることです。ちょうど隣の商店にATMがあるとのことなので行くと、工事中のため今は置いていない。

「ベルモパンに行くしかないのか。なんかもう疲れてるから面倒だなぁ」

 ベルモパンの中心へ行くのは面倒で、ウェスタンハイウェイから4kmほど走ることになります。「ついでにRice & Beansを食べていこうか」結構美味しいので、ベリーズへお越しの際は是非。

走行距離: 92km
総走行距離: 9934km


2015年1月9日
Xunantunich (シュナントニッチ)見学。ベリーズ出国。

ルート20150109

 サンイグナシオに着きました。このまま通過は怖い。なにせ朝飯を食べずに空腹にコーラだけで35km走ってきたからです。ジャンク過ぎてヤバイので、さて何を食べようか…

春巻きを頼むと極太3本が出てくる

 結局チャイニーズレストランでチャーハンを食べました。入店するとやっぱり黒人がいる。昼間からBelikin (ビール)飲んで陽気に話している。ベリーズではチャイニーズレストランへ行くと100%黒人が居ます。やっぱり好きなんだな、中華。

 サンイグナシオからボーダーの途中にはXunantunich (シュナントニッチ)という遺跡があります。川をフェリー (無料)で渡った先、長い登り坂の先にあります。入場料はB$10です。










頂上

頂上からの景色

 ピラミッドがありますが、てっぺんまで登れます。周囲全てを一望できる良い景色です。

 ボーダーに到着するとスコールが降り出しました。ここで両替商がやって来て「出国にはB$37.5掛かる」と言われました。手持ちが無い。そこで足りない分を隠し持っていたケツァールで両替して難を逃れました。しかし雨中の両替は勘弁願いたい。

 ベリーズ出国は簡単でした。入り口近くに自転車を置き、入り口から入ってすぐのカウンターでパスポート提示、出国税を払い、奥のイミグレーションでパスポート提示。何も質問されることなくスタンプを押されてお終い。入り口まで戻って自転車回収、脇の自動車用の道を通りますがここでもパスポート提示。グアテマラ側へ。

 グアテマラ入国ではパスポート提示。何も聞かれず滞在90日スタンプを押されました。

 この日はグアテマラボーダーの街、Merchor de mencosでホテル。Pollo屋ピヌリートにてNumero 3 Q30を注文して食し、1日を終えたのでした。

走行距離: 53km
総走行距離: 9987km

コメント

人気の投稿