2014年11月5日~12日
何てことない日々。テント泊の欲求。スペイン語学校のお金が盗まれる。先生の娘さんの卒業祝い。タフムルコ登山計画。サルカハ織物見学。
何てことない日々。テント泊の欲求。スペイン語学校のお金が盗まれる。先生の娘さんの卒業祝い。タフムルコ登山計画。サルカハ織物見学。
スペイン語の勉強を終えてシェラを出てからはテント泊メインで旅をしていきます。PoderとQuererを活用して文章を作れば大抵の意思は伝えることができますので、ガススタンドや警察署、消防署の敷地内へのテント泊交渉をすることができます。例えば、
?Podoria parar en aqui por tienda de campaña? Solamente esta noche, por favor.
【ここでテント泊をさせていただけませんか?一晩だけでいいんです。お願いします】
なんてのはどうでしょう?実際話してみて相手の様子をうかがい、うまく伝わっているかを確認して微修正を加えていけばちゃんとした文章になるでしょう。スペイン語初級者に大事なのは目的を達することであって、多少間違っていてもとにかく話したらいいんです。と、タカさんが言っていました。
警察を呼ぶ大事になり、先生生徒の荷物とボディをチェック。何も見つからず解散となりました。私含めて生徒は「帰りにくいね」と残念でした。
この日の午後の部のタカさんはかなりの落ち込みようであったと後に聞きました。言葉を発せず、事務所に引きこもっていたそうです。しかしタカさんは強い人です。午後の部の終盤には笑顔を見せて翌日以降復活しました。良かった。
週末のアクティビダーは各状況における会話の勉強会。ショッピング、ホテル、レストラン、銀行、バス。辞書には載っていないネイティブが日常で使っている表現なども学べて充実した授業でした。
私のホームステイ先には年頃の女の子 (ベティとアニー)がふたり。ふたりとも高校生くらいの娘です。いつも食事時に身の回りを世話してくれるので、何かお返しをしようと考えました。
regalo para ti.
英語でいうPresent for youです。この言葉と共にちょっと高めのチョコレートをプレゼントする計画です。
しかし私が2人を呼んだところ、前述のセリフを言うことなく渡せてしまいました。ふたりともチョコレート好きなのでとても喜んでくれました。喋れない時は行動で表現すると効果的ですね。
6日にはには私の先生 (アルマさん)の娘 (ディナ)の卒業式に出席。立派な卒業式で、明るい雰囲気の中進行していきますが、泣けてくる…。
日曜日は同じくディナちゃんと長女のベッキーちゃんの卒業祝い。小さなイグレシアを借り切って、親族友人総計100名くらいの祝会。私とタカさん、ふうこさん (フワフワ系の女の子。タカさんのツッコミ役)の3人でお祝いに行きました。しかし開始予定時間を2時間半遅れるというグアテマラペース。タカさんは、
お祝いに持っていった花。パートカラー撮影でアーティスティックに撮ってみた |
祝会にでた食べ物。muy rico |
日曜日は同じくディナちゃんと長女のベッキーちゃんの卒業祝い。小さなイグレシアを借り切って、親族友人総計100名くらいの祝会。私とタカさん、ふうこさん (フワフワ系の女の子。タカさんのツッコミ役)の3人でお祝いに行きました。しかし開始予定時間を2時間半遅れるというグアテマラペース。タカさんは、
「あの子は可愛い。美人になるよ」
「退屈だ。ボビーを洗わなきゃならないし俺は忙しい」
「だからこんなところ来たくなかった」
「食うもん食ったらサッサと帰ろう」
「学芸会だよ。下手な笛聴かされてさぁ」
「退屈だ。ボビーを洗わなきゃならないし俺は忙しい」
「だからこんなところ来たくなかった」
「食うもん食ったらサッサと帰ろう」
「学芸会だよ。下手な笛聴かされてさぁ」
などと女の子の品定めを始めとしてネガティブ発言連発。ふうこさんがツッコミを入れますが、彼女は私に
「この人最低ですよね。カンさんどう思います?」
と無茶ぶりしてきます。最低と言われたタカさんを前にして返す言葉は無いので、笑ってごまかす。タカさんはあぁだこうだと言いますが毒のない人です。横からブツブツ聞こえてくる最低発言を聞いていると笑いそうになります。タカさん面白すぎる。
スペイン語教室では同じ午前の部で勉強している三上さんが私に「タフムルコ登りませんか」とお誘い。断る理由がありません。
中米最高峰の山、標高4220mというブランド付きですが、登り開始地点は3000mですので登りやすい。1泊2日で、初日は4000m地点でキャンプ、2日目に山頂に登り帰るというプラン。ツアー申し込みでガイド、食事、交通費込みで400ケツァレスです。
富士山より高い山に手軽に登れ、富士山より高い所でテント泊ができる。しかもグアテマラは雨季が終わって乾季に入り、毎日快晴。11月15日、16日の土日を利用して登ります。写真と動画撮りまくりですね。楽しみだ。
もちろん私はシャツにネクタイ、そして粋でダンディな帽子をかぶって登る、登山ダンディズムにトライします。ちょっとしたネタにもなるし、笑いもとれるでしょう。
サルカハの町並み。治安は良さそう |
立派なパルケがある。お金持ちの街の証拠 |
良い天気だ。Esta Soleado |
白い糸に染色後、日光に当てて乾かす |
カラフルな糸 |
中米においてかなり古い部類の教会 |
機織り実演 |
糸巻き機は自転車のドライブトレインを応用 |
果実酒。ホームステイ先へのお土産に1本買った。25ケツァレス |
12日には授業を早く切り上げて、隣町のサルカハまで先生生徒総計8人で課外授業に行きました。伝統的な衣服織物の糸づくりと、それを使った織物工程実演、そして果実酒試飲と購入。この間先生達とはもちろんスペイン語で話し、実践会話力の向上を狙います。
夕飯時に何か食べたいものはないかと聞かれ、かねて美味いと聞かされていたピピアンなるものを所望しました。
Quiero comer Pipian.
そうしたら翌日の昼飯にPollo de pipianが出てきました。カレーに似たものでピリ辛のさらさらソースとライスが皿に載っていて、+骨付き鶏肉です。これはカレーと呼んでもいいのでは?でもグアテマラではピピアンと呼びます。
食が進みおかわりをしました。美味いのでグアテマラに来たら必ず食べてください。
タカハウスお馴染みのナワラのマリア (手織物を作って売っている)から織物を2つ買いました。品質の良い本物の手織りのマフラーですが、2つをまけてもらって90ケツァレス。良い買い物しました。綺麗ですねぇ。
これはフォーマル・カジュアルどちらもイケるダンディアイテムとみました。タフムルコ登山の際に巻いていこうと思います。
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