131日目【グアテマラ】ケサルテナンゴ ダンディズムの追求を始める

2014年10月18日
ケサルテナンゴ、衣料品店Mega Pacaへ。「チャリダー+ダンディズム」を目指す!


 元々はちょっとした笑い話。しかし今や「シャツ&ネクタイ」で自転車旅行をする独自のスタイルにまで発展。今回はさらに進み、ついにダンディズムの入り口に至りました。

 今着ているシャツはメキシコのWalmartで買った200ペソ、ネクタイは60ペソの物です。見た目悪くないし、汗だくになる自転車旅行では安いシャツで十分。

 しかしここケサルテナンゴにはメルカドを初めとして、Mega Pacaという古着大手が存在し、ブランド服が超格安で手に入るという天国。何故安いのか。それはアメリカからの支援物資をそのまま売りさばいているから。

流石にヴィトンやブルガリ等の名の知れた一流ブランドは売られていませんが、品質の良いスポーツウェア大手のコロンビアや、カルバンクライン、イタリア製の高級革靴。日本でお馴染みの庶民的なブランドだとGap、Old Navyが格安で売られています。

 基本中古品で、9割方が得体の知れないメーカー品ですが、一部高級・人気ブランドが埋もれているので見つけたら買い時です。カルバンクラインの紳士ジャケットは35ケツァレス (約490円)で売られていたり、タカハウスの服好きの中にはイタリア製高級革靴の新品同様品 (40000円位)を50ケツァレス (700円)で手に入れた人が居ます。

 こちらの人々は「ブランド品」の価値を理解していないので、アホみたいな値段で売ります。ケサルテナンゴのメルカドは宝の山というわけです。

 もちろんそんな旨い話ばかりでなく、脇下に穴が空いているとか、ジッパー不良だとかもある訳です。こちらの人々は形のあるものなら何でも売ります。ブランド品を見つけても即買いはせず、よく観察することです。

 長々と書きましたが何を言いたいかというと「ブランド品の良い服を安く欲しい」という事です。「良い」とは、見た目と耐久性・機能性に優れたという意味です。そうすると必然的にブランド品に手が出るわけです。

 ミネルバ市場の近くにあるMega Pacaという衣料品店へ行って来ました。この辺りは少し治安が悪いので、申し訳ありませんが写真撮影は無しです。

 Mega Pacaというお店は市場とは違って商品はきっちり陳列されています (市場は山盛り)。特に目立つのはジーンズです。マイナーブランドからリーバイスのようなメジャーブランドまで、ゴチャ混ぜでズラーッと並んでいます。ものすごい量です。

 私の今日の目当てはネクタイです。ネクタイの数は少ないのですが、その代わりに新品同様品しか置いていない他、シルク100%という、どのネクタイを選んでも悪くない状況で、ダンディズム初級者の私には選びやすいです。価格は一律50ケツァレスです。

 どれを選んでもいい中、私が選んだのはLand's Endという中堅ブランドのネクタイ。生地は輸入ですが、アメリカで手縫いされて作られたシッカリしたネクタイです。正規店購入だと400~450ケツァレスしますが、50ケツァレスで手に入れました。

 店舗購入だと値下げ交渉はハードルが高いばかりでなく、ほとんどの場合応じてくれない。市場だったら交渉はしやすかったでしょう。表示の値段で買うざるを得ないのが店舗購入ですね。

 シャツと帽子、寝巻き用のズボンも買いますが、もう少し見て回って目利きをつけてからです。特にシャツは難しい。ネクタイとの相性も考えなくてはいけない。ズボンは適当な安いのを買います。

 ジャケットは買おうかどうか迷いますね。今日行った感じでは裏地にお洒落な刺繍を施した良さげな物を見つけました。価格は35ケツァレス。日本に送ってしまえばいいので買っても良いのですが、先ずシャツだろうと思いまして、ジャケットは最後に買う予定です。

阿久悠「ダンディズムとは、痩せ我慢である」

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