124~125日目【グアテマラ】グアテマラ入国 ウェウェテナンゴへ

2014年10月11日
グアテマラボーダーからサントドミンゴ


 La Mesia。救世主という名のグアテマラボーダーの町。カスタムは普通の事務所。オッサンにパスポートを渡すと、あっさりとスタンプを押しました。

「質問とか荷物検査とか、ツーリストカードすら無いな。いいのかな…緩すぎないか?後で問題になったらその時はその時だが、このオッサンのせいにしよう」

オッサン「10ケツァール…(よく聞こえないくらいの小声)」

私「はい?」

オッサン「10ケツァール」

私「ケツァール?持ってないです」

オッサン「なら20ペソで」

 手数料に関しては有ったり無かったりするそうです。いわゆる「小遣い稼ぎ」のようです。

「チップだな。ビールでも飲んで下さい」

 20ペソ渡しました。

「さて、これでグアテマラ入国だ。ふむ、メキシコと大差無いな」

ケツァール。1ケツァールには何故か紙幣と硬貨の2種類がある

 所持しているメキシコペソを両替屋でケツァールに換金。820ペソが410ケツァールになりました。倍数は0.5。もうちょっと上げてというボディランゲージは巧く無視されましたが、まぁいいでしょう。


 人も言葉もゴチャゴチャ感も、メキシコと同じ。だから新しい国という感じがない。入国したLa Mesiaはミニタクシーや露店で混雑していて落ち着かない。

「ここで一泊したいが、騒がしいな。もう少し先に行ってみよう」


 山岳の国グアテマラ。ボーダーからいきなり上りが続きます。サントドミンゴという町のガス屋でホテルの表記を確認したので、ここでいいかと訪ねるもオフィスはどこなのか。

 ウロウロしているとガス屋のスタッフがやってきて、ホテルの主人を呼んでくれました。「親切な人だなぁ」

部屋の綺麗さからして同価格帯のメキシコのホテルより上等


こんなのあるんだ。女性版アメフト。ラスベガス対シアトル

 相場が分からないので何とも言えませんが、100ケツァール (約1400円)で宿泊しました。メキシコ相場だと約175ペソなので安宿と言えるが…

 コカコーラ600mlは6ケツァールでした。どうなんだろうな。早くグアテマラ相場を知りたい。スーパーがあれば分かりやすいのだが…

グアテマラボーダーからの走行距離: 12㎞
積算走行距離: 8838㎞


2014年10月12日
サントドミンゴからウェウェテナンゴ


 グアテマラではシャツ&ネクタイ姿で自転車に乗っていると笑われます。うむ、ツカミはOKですね。ホテルを出るときも女将さんはニヤけ顔。フフフ、狙い通りに笑いを取れると嬉しいものですね。相手の警戒心を緩めることに成功しているようです。

なんだか道の先が険しいが…

カナダの山も良いが、ここも良い。お相撲さんのようなどっしり感がある

川の上流へ沿っていく道

ウェウェテナンゴの道。一方通行が入り乱れているので注意

 サントドミンゴは標高900mで、ウェウェテナンゴは1800m。アップダウンのある道で最高標高は1900mに達し、獲得標高は1000mを軽く超えます。上り坂も長いし、日照りもある。

 補給は困りません。小さな町がウェウェテナンゴまで延々続いています。ただしコンビニの類はグアテマラでは浸透しておらず、小さな商店を訪ねることになります。

 いつまで上るのかという道が続くので心身ともにキツイ道です。サントドミンゴを8時半に出て、ウェウェテナンゴ着が17時半。

 ウェウェテナンゴでは110ケツァールのホテルで、WiFi電波は非常に強い。部屋でひと息ついてから買い物に出掛けたらどこの店も店仕舞いを始めている。時刻は19時。急げ!、と言っても買うのはコーラ (1.5リットル、12ケツァール)なのだが。

走行距離: 78㎞
積算走行距離: 8916㎞

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