113日目【メキシコ】アルバラドへ 暑い地域の走行は70㎞位がちょうど良い

2014年9月30日
ベラクルスからアルバラドへ

快適だったオイスターホステル。逆に人が居なさすぎて経営が心配だ

 アルバラドという町は、ベラクルスの南東、180号線で行くと70㎞の距離にあります。すぐ北は海、南にはアルバラド湖があります。グーグルマップで地理を見る限りではリゾート地の雰囲気がありますね。しかし今日は更に先のレルド・デ・テハダを目指します。

 3日間滞在したオイスターホステル。朝食 (ホットケーキ)を食べて早々に出発しました。ドミトリー独占状態で個室利用と変わらない快適環境でした。

 脚の状態は良好で、精神も「よし、行くか」とのことで万全の状態です。

今日は海が綺麗に見えた

 滞在中は魅力を感じなかったベラクルスの海ですが、今日は綺麗だな。ボカという地域に入るとリゾートっぽい雰囲気に溢れてきました。

海岸線は楽園のような景色だった

暑い。日陰ない…

一見すると楽勝な道だがアップダウンする厄介な道

 雨天より晴天のほうがいいのは言うまでもありませんが、陽射しがあると暑くて心身の消耗が激しいのです。またこの地域を見ると平坦な一本道に見えても、実際はアップダウンが延々と続いています。距離を稼げないし、削れますよ。

 アルバラドに着くと疲労を感じました。「あと30㎞先のテハダには行けなくはないが、もし行ったらだいぶ無理をする事になるし、これまでの炎天下走行の経験から、今日はここで終えるべき」

 一日5時間も日に当たっているととても危険な上に、あと30㎞で、なおかつアップダウンの道となると3時間はかかる。8時間…やってられませんな (-_-;)。

 無理しない走行を優先してアルバラドでホテルを探しました。メインストリートにひとつ、その側道にふたつ見つけました。どれにするか。

 それぞれをチェックして一番ボロい建物のメインストリート沿いのホテルにしました。300ペソでWiFi無し。何か微妙だな…。可・不可無しといったところか。

アルバラドは湖畔の街です。漁が行われています

「Una foto, Una foto」ウルサイので撮ってあげました。手にエビを乗せてます

このコンテナが3つ。大量です。塩焼きにしてサンドイッチだな

犬に嫌われる自転車旅行者も、この泊まったホテルでは好かれました

炎天下走行は疲れます…

葬式の行列。この時だけ町は寂しくなりました

 部屋でオートミールを作っていると外が騒がしいので見てみると、メインストリートいっぱいに葬式の一団が歩いていきます。棺は2つ。先頭を行く車はラテン系の音楽をかけていて明るそうな葬式に見えましたが、後に続く人々の背中は寂しげでした。100人位の一団でしたので、故人はよほど慕われていたのでしょうね。

積算走行距離: 7959㎞

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