112日目【メキシコ】ベラクルス 雨天欠走という軟弱 オートミールに注目

2014年9月29日
ベラクルスにもう一泊

雨が降っている。街の裏側はリゾート地らしくなく綺麗ではない

 未明に目が覚めるとゴロゴロと音が鳴っている。「あぁ雷か… (-_-)zzz」

 夢。尿意があるのでトイレに入ろうとしたら工事中。工事をしていたのは小学校時代の友人二人。あの頃以来会っていないのに、すっかり大人になった別人の様な顔つきの彼らを見てどうして小学校時代の友人であると分かったのか。夢というものはいつも分からないものです。

 メキシコシティ滞在時にはAKB48と一緒に踊る夢を見たし、夢って一体何なのだろうか?AKBのCD持ってないしなぁ、まぁ高橋みなみのリーダーシップには惹かれるところはあるが、俺とAKBの接点といえばこんなもんなのだが…。フロイトとユングの著書でも読もうかな。

 (話は戻って)…しかし尿意は本物で目が覚めてしまいました。時刻は朝7時半。窓の外を見ると雨が降っています。「…もう一泊するか。暑苦しい中でレインスーツなんて着て走ってられない」雨天走行マニアらしからぬ発言…

 取り敢えずスマホのKindleで最近ハマり始めた「聖☆おにいさん」を1話読むと、頭の中のもう一人の私が言いました。「トイレ行きなさいよ」

 …トイレに行くのすらかったるいのよ。昨日の休暇で脚の疲労は癒えたものの、精神が追いついていないと見ます。やはり炎天下の汗だく走行は削れますね。充実している時は豪雨だろうが関係なしに出発するはずですから。暑いのは苦手です。

 朝食会場に行くと例のねぇちゃんは休みなのか居ませんでした。代わりにまだギリギリ若い兄さんが居ました。朝食はサンドイッチとバナナ、コーヒー。この兄さんが作ったとみられるサンドイッチが結構美味い。

 そのうちにねぇちゃんもやって来てサンドイッチを食べ始めました。タンクトップに短パンという露出の多いラフな姿。私は人前に出るときにはヒゲを剃りシャツを着ます。こういうところはシッカリしたい派です。でもまぁ、このねぇちゃんなら何でも許せる…

 兄さんに宿泊交渉。「英語できますか?」「できるよ」「もう一泊したいのですが」「ああ、雨降ってるからだね」「はい。自転車で旅をしているので…」もう一泊の料金200ペソを払いました。

 あとは部屋でゴロゴロしながら聖☆おにいさんを読んだり、過去記事の編集やブログレイアウトの変更を始めたり、昼寝をしました。今日もこの6人部屋ドミトリーには私独り。

 昼寝から目覚めると14時。雨は上がっていました。キッチンで遅めの昼食を食べ、スーパーへ買い物に行き、一日が終わりました。

 スーパーの前では場違いにセクシーな格好のお姉さんがフリーの雑誌を配っていて、男共はことごとく受け取っていく。私もその一人…いや、流れで受け取ってしまったというだけです、ほんとに。一応ブッディストなのでウソはつきませんよ。しかし恐ろしや、メキシコ美女…。男共を翻弄している。

フリーの割に「シッカリした」作り。メキシコっぽくない

 内容は普通。商品広告やメキシコの独立について、グアナファトの特集記事なども。パレンケ特集とか私にタイムリーな記事があれば取っておくのですが、捨てるしかありませんな。

 さて、これと言って自転車旅行ネタがないのでひとつ加えておきましょう。

オートミール。左がスーパーのPB商品、右が定番のQuaker

 アメリカを走っている時から目を付けていましたが、「オートミール」なる物がすこぶる便利ではなかろうかと。私が現在食べているのはQuakerのオートミールで、随分前から気にかけてはいたものの、実際に食べたという出会いはツーソンのホテルでした。

 あの時は熱湯を加えて混ぜて作りましたが、加熱しなくても水を加えて混ぜるだけ (数分待つ)でお粥状になるという火を使わない手軽さと、軽いということ、そしてたんぱく質初め、各種ビタミンとミネラル、食物繊維が豊富であるという利点が自転車旅行に最適であろうと思うのです。免疫力強化の効用そして、筋トレにも良いそうです。

 暑い時期のキャンプでは火を使わずに食べられる物は重宝すると思います。また、疲労困憊で走行を終えた際の食事としても手軽で楽です。

 日本ではマイナーな地位の食べ物ですが、炊飯より簡単なこの利便性は無視できないので、スーパーで見かけたら一度試してみることをオススメします。

 あとは…最近発見しましたが、ストーブでもコンロでも、お湯を沸かす時には蓋をして火にかけると速く沸きます。考えれてみれば蓋のない鍋は開放系なのでエネルギーの無駄ですね。蓋をして火にかければ、ガソリンの節約になると思います。

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【近況報告】1級時計修理技能士になっています【仕事・趣味・旅行】

もう自転車旅行から帰ってきて8年半も経つとは驚きで早すぎると思うし、一方で旅の記憶は少しずつ薄らいできており、この点で年月の経過を感じる。 だからこうしてブログとか、Youtubeに旅の様子を残してきて良かったなと思う。苦しいことばかりだったと思うが、今ではいい思い出。 さて現在...