104~105日目【メキシコ】テオティワカン、そしてトゥランシンゴへ 回らない脚 重い車体

2014年9月21日
メキシコシティからテオティワカンへ

太陽のピラミッド
出発の準備を整え、仲良くなった三人 (私、タミオさん、サトシさん)でペンションアミーゴ前で集合写真を撮りました。走行後の疲労や困難を思えば出発はかったるい。でも走らねばならん。自転車旅行者の宿命です。お世話になった礼を言って、走り去りました。

 重い。脚が回らない。フルパッキングってこんなに重かったっけ?完全に鈍っている。メキシコシティ到着時の状態に戻るまで長い時間がいるでしょう。

 メキシコシティからテオティワカンまで50㎞ですがもうクタクタ。駐車場に駐輪しようとすると係員が「La bici ? No.」。何故か分かりませんが仕方ありません。少し危ないですが、駐車場外のフェンスに地球ロックして入場しました。59ペソでした。

 土産屋で帽子を買いました。メキシコに来たのでその象徴物としてソンブレロを買おうと思いましたが、テオティワカンの絵の刺繍入りということで気に入らない。結局買ったのは白のハンターハット。気に入りました。


休日なので凄い人の数です

みんな頑張って登ってます。(;´Д`)ハァハァ…

円陣を作ってパワーを貰っている人たちが居ました

月のピラミッド。上半身裸で仁王立ち、微動だにしない人がいました

月のピラミッドからの眺め。太陽より月のほうが良い

自転車旅行者らしくない格好だ

ピラミッドの階段はとても急です

 テオティワカンは広いですね。ピラミッドに登ると高いなぁ。実はテオティワカン観光の感想はこれだけです。何かフィットしませんでした。(´・ω・`)フム…

 この日はテオティワカンから北へ3㎞進んだ先の安宿、Hotel Primavera 150ペソに宿泊しました。テレビで日本のホラー映画「叫び」をやっていたので、晩飯を食べながら観ました。この前には「輪廻」をやっていたようでしたが、ちょうどエンドロールで観れませんでした。

 走行距離の割りにかなりの疲労です。

積算走行距離: 7395㎞


2014年9月22日
テオティワカンからトゥランシンゴへ

 エル・タヒン遺跡を観るためにテオティワカンから北東へ進んで山越えです。今日は山越え手前の街、トゥランシンゴを目指します。

 山越え手前と言っても「本格的な山越え」の手前であり、トゥランシンゴまでもそこそこのアップダウンで、総じて上っていきます。

 途中、放し飼いの犬十数匹 (!!!)に吠えられながら追いかけられました。半端なく怖かったです。犬はヤバイっす…

 この日は昼頃にトゥランシンゴ方面に雨雲が発生して向かい風が強くなり、ギア比フロント34-リア32の最小ギア、時速9㎞で走ることとなり、さらに雨まで降ってきてハードワークこの上ない。橋の下で雨宿り。

考えたってしょうがねぇよ。クッキーでも食いな

 「キツイしツイてねぇなぁ。路側帯狭いし、この豪雨じゃあ自動車の視界も悪いから危ないな。しかもこの先下ってるし。雨天の下りで路側帯狭いって、事故る確率高けぇな…まぁ取り敢えずクッキー食うか」

 チョコクッキーを食べながら30分ほど様子を見ました。慣れたもんです。雨天走行は経験豊富なもので、結構余裕あります。

 最近のメキシコの気候はパターン化しており、朝は晴れて昼に雲が出て、夕方に雨が降って夜晴れる。8月下旬からほぼ毎日このパターンです。雨が降るにしても初めは勢い良く、次第に弱くなります。だから少し様子見に待っていれば霧雨になるので、走行再開のチャンスは必ず来るということ。

 トゥランシンゴに着きましたがホテル情報皆無なので、取り敢えずセントロ周辺をウロウロしてみました。セントロには必ず1, 2軒ホテルがあるものです。そして安宿、180ペソでWiFiありに宿泊しました。セントロのパン屋で夕飯を買ってきて今日は終わりです。

積算走行距離: 7477㎞

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【近況報告】1級時計修理技能士になっています【仕事・趣味・旅行】

もう自転車旅行から帰ってきて8年半も経つとは驚きで早すぎると思うし、一方で旅の記憶は少しずつ薄らいできており、この点で年月の経過を感じる。 だからこうしてブログとか、Youtubeに旅の様子を残してきて良かったなと思う。苦しいことばかりだったと思うが、今ではいい思い出。 さて現在...