76~77日目【メキシコ】クリアカン、そしてエル・エスピナルへ 助力を得て難を逃れる 感謝

2014年8月24日
グアムチルからクリアカン

雨上がりのグアムチル

　グアムチルのホテル。朝起きると雨が降っていました。今日はクリアカンを目指す日です。

「雨天の100㎞か…ハードになりそうだ」

　リンゴと牛乳を朝食に出発しようとしたら、雨は止んでいました。ただ、路面が泥で厄介です。

　バスの運ちゃんやその他大勢に声やクラクションを掛けられます。最近思うのはメキシコ人って面倒臭いという事。正直ウザいっす。いちいち反応してきます。でも良い人が多いです。即ちメキシコ人とは…

「ウザいけど良い人」

　クリアカンへは15号線と15D号線の2つのルートがあります。私はトラックなどの大型車は起伏の少ない15D号線へ行くだろうと考え、交通量の少ないと見込んだ15号線を行くことにしました。この見込みは当たりました。

道路のすぐ横に牛。轢かれるぞ

　アップダウンする道ですが、上った分のアンサーがあるため気持ちは楽です。天候は曇りで陽射しなし。暑さが無いのは幸運です。

こういう豪勢な造りのモーテルは100%ラブホ

クリアカンの市街地

　クリアカンでのホテルはリンクホテルというところです。モバイル予約限定割引で、330ペソが280ペソになりました。WiFiありで、地下駐車場も完備です。地下駐車場は自転車を置く所という意味ではなく、フロントでチェックインをする時の自転車置き場ということです。外に置かず敷地内に止める。宿泊交渉中の自転車は無防備ですからね。当然、自転車は自室まで持って運び入れます。

真ん中のパイは割れてしまった。24ペソ

　Casa Leyというスーパーにもバルクパンはあります。Walmartと同じく安いです。と言うか、Walmart系列ではないでしょうか？似たようなパンが並んでいます。

　惣菜があったんですよ。買おうかどうしようか悩んだのですが、最近の節約志向が影響して買いませんでした。カレーがねぇ、あったんだよなぁ~。ちくしょう…74ペソか…

積算走行距離: 5944㎞

2014年8月24日
クリアカンからエル・エスピナル

クリアカン郊外

　今日は野宿と決めていましたので、遅めの8時半まで寝て、牛乳だけ飲んで出発しました。10時。

　Casa Leyで朝食のバルクパンとチョコレート牛乳を買い、ベンチでのんびり食べました。11時。

マリアは色んな所にいる。山にもいる

拡大。こんな絶壁にマリアが

　12時時点で27㎞しか走ってません。野宿ですからね。適当な場所を見つけてやるわけですし、陽が落ち込み始めるまではのんびり走る。ちなみにマサトランまでの220㎞はろくにホテルを見つけられなかったので野宿を選択したわけで、私の野宿ポリシーには合致しています。

　最近走っていると、小さな羽虫が顔の周りをうるさく飛びます。奴らは必ず目に来ます。目を狙っています。サングラス必須です。

　OXXOで9ペソのフルーツジュースをレジに持って小銭を出したら、店員が数え損ねたのでしょうね。分からなくなったようで2ペソ戻ってきました。メキシコの1,2,5ペソ硬貨は似ているので、現地人でもややこしいのですね。私は確かに9ペソ出したと思うのですが、…分からん。

　野宿場所を探して走っているのですが無いもんですね。一応、ホテルも探してはいます。エル・エスピナルという町に着きました。17時半。走行距離は100㎞になり、かつ雷雲発生でもうこの町に泊まるしかありません。

　この町唯一の宿泊施設のモーテルがありましたが廃業。近くに居た爺さんに「La Cruzならあるぞ」と言われる。La Cruz…遠い。

　通りすがりのオッサンにホテルはないかと聞くと、周りの人たちを巻き込んでなんやかんや騒ぎに。何やらDentistaのポスターの貼ってある家の主人と知り合いだそうで、電話をかけ始めました。結局その家の客間に泊めてもらえることになりました。いや~、助かった。

　でも一応お金は取るみたいで250ペソでした。しかし広い。

マンゴーアイスを貰った。果汁をビニールに詰めて凍らせたもの

泊まった家。デカイ

中庭。自転車はここに置いた。夜間は施錠されるため安心

泊まる部屋入り口

うおっ。広い

寝室１

寝室２

洗濯場

バルコニー

洗面、トイレ、シャワー

シーリングファンって、風が柔らかくて扇風機より心地良い

雷雲

何やよく分からんフルーツジュース。コーヒー牛乳にシナモンを加えたような味

マンゴーアイス唐辛子入り。ガリガリ君でもこの味はリリースできまい

　シャワーを浴びて洗濯をしていると雷が落ち始め、雨が降りました。どうも野宿とは縁がないですね。しようとすると大抵雨が降ります。

積算走行距離: 6045㎞