34日目【アメリカ】イエローストーン③ さよならイエローストーン グランドティトンへ

2014年7月13日

これがまた良い道なんだ

 イエローストーンのイエローストーンレイクにあるGrant Village Campgroundで起床。自炊をして少しゆったりしました。夜中に雨が降ってテントが濡れてしまったので、乾かすためでもあります。

 今日はイエローストーンと別れ、グランドティトン国立公園にある、ジェニーレイクキャンプ場を目指します。

親子連れのRVで夜中まで騒いでいる家族キャンパーは、キャンプ場の扱いが酷い。共有の皿洗い場のシンクに生ゴミを捨てる。水が流れないではないか。

 Hate!!!キャンパーたる者の器に無し。クリーンに扱ってこそ真のキャンパーだ。RVキャンパーは酷い。Quiet Timeは22:00でも以降に花火をやる。ハイカーを見習い給え。彼らこそ本物だ。

 などと言ってみたところで何になろうか?地獄に落ちる者達のために自ら不機嫌になる必要はあるまい。さて彼らは放っておいて、私はただハイカーを見習うのみ。

 WiFiスポットを探してインフォメーションセンターに行ってみるものの無し。WiFiは諦めてATMでお金を降ろそうとキャンプ場近くのジェネラルストアへ行くと、「Hey, また会ったな」

日本人もひとり参加している

 マディソンキャンプグラウンドでも会った自転車旅行者、Thomas Cameroさん。歳はたぶん還暦くらい。現在Trans AM Bike Raceという、自転車によるアメリカ横断レースに参加中。ベンチで走行スケジュールを立てていたようです。

ロングホールトラッカー。トレーラーを牽いている

 「Can I take a picture?」「Yes,Yes.」彼の自転車を撮りました。良い自転車です。ヨーロッパなども走っているベテラン旅行者です。

 こちらに来てから自転車旅行者の中にはトレーラーを牽いている人が結構いるんですよ。北米の自転車旅行者の中ではトレーラーが流行っているのでしょうか?

 装備は色々多いようですが、走行に重点を置かず、快適で楽しい自転車旅行を目指している感じ。

 「Where you go today?」と聞かれたのでグランドティトンへ行きますと伝えると、サンフランシスコへ向かうのかい?とも言われました。親指を立ててGoodとしているThomasさんにそう言われるとな。サンフランシスコ、行きたくなってきたぞ。

心地よい道


South Entrance

 さて、Thomasさんと別れて私はグランドティトンへ向かいます。アップダウンを繰り返しながらも少しずつ下って、イエローストーンのSouth Entrance直前はギュワーッ、と下って通過。

 グランドティトン入場前にはPass越えがあります。結構キツイ登坂ですが、傾斜の緩くなる箇所が途中にあるので、以前お伝えした呼吸法を駆使すれば、この箇所で走りながら休めますので、停車休憩無しで突破することは容易です。


中央の雪解けが左眼に眼帯をした顔に見える。長い舌をニョロっと出している。蛇娘と名付けた。

 ジャクソンレイクは見事です。

中央の山がグランドティトン

 難なくジェニーレイクキャンプ場に到着しました。ハイカー・サイクリスト料金は8ドルです。


 Thomasさんとの出会いで走行ルートの変更もあり得ます。全てはソルトレイクシティに着いてから決めます。西へ行けばサンフランシスコ、南へ行けばグランドキャニオンです。

積算走行距離: 2580㎞

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