28~29日目【アメリカ】ボーズマンそしてリビングストンへ 疲れちまったよ俺は キャンプ場2泊

 疲れました。カナダのバンクーバーを出発して約ひと月。バンフで連休を取ってみたり、走行距離を短くしてみたりと、疲労軽減の方策は色々やって来ましたが、軽減であって回復はしませんでした。(バンフではウロウロ歩き回った事が原因)

 イエローストーンに入る前、リビングストンで連休が必要です。ホテルではチェックアウトタイムなど気にしなくてはならないしお金も掛かるので、キャンプ場で連休します。出来合いの食物を買う必要がなく、自炊すれば食費も抑えられます。

 今回の記事では、走行距離が短いため2日分をひとつにまとめました。

【28日目】2014年7月7日
Three ForksからBozemanへ

途中の街ベルグレイド。あと10㎞だ。ここにはハーレー専門店がある。

 快晴。連日の炎天下でダメージ著しい。「今日も晴れたか」と少し残念に思いながらモーテルを出発して、近くのガス屋併設のコンビニで朝飯としてサンドイッチを食べました。

 食べ終わって出発しようとするとオバサンに声を掛けられて「イエローストーン行くのかい?良いねぇ」などと言われました。ここ最近オバサンと接する頻度が増えました。

「なかなか若い娘からお声が掛からない。今俺に話しかければコーヒーの一杯でも飲めるというのに」

 今日はBozemanのBozeman Innというモーテル目指して50㎞程走るイージーなスケジュール。リビングストンまで行けなくはなさそうですが、走行距離を抑えて疲労軽減です。

 途中でパンクしました。原因は針金です。古いパッチを使ったためか接着できず、新しく買い置きしておいたパッチで修復しました。

「車道上の道端でパンク修理をするときは、走行音がうるさくて空気漏れの音を聞きにくく、穴を探すのに一苦労する」

 Bozemanに着くと、この街にはREIがあるので、ホワイトガスやシャツを買いました。今着ているシャツは小汚くなってきたのでぶん投げました。

これは是非飲んでもらいたい
超ビッグなサンドイッチ、肉缶詰、アプリコット。この他に袋詰パン。大量だ。
2㍑炭酸飲料、1ドル

 モーテルの近くにはWalmartがあります。そこで食えるだけ大量に晩飯を買いました。随分痩せましたので、肥ねば力が出ません。

 モーテルにチェックインしてあとは寝る直前までダラダラ食い続ける。

走行距離: 59km
積算走行距離: 2221㎞


【29日目】2014年7月8日BozamanからLivingstonへ

向かい風があるため、炎天下の走行でも少し楽

 モーテルでチェックアウト時刻ギリギリまでのんびりして、朝飯を得るべくWalmartへ。サンドイッチとTruMooで腹を満たしました。ハンドルバーバッグにはスニッカーズを忍ばせておきます。

 道のりは向かい風強めで長く登る。疲労がろくに回復していないことを感じます。脚が回りません。

「リビングストンまで距離は短いものの、こうスピードに乗らないのはキツイ」

干し草ロール。上手に作ってあります

 リビングストンまでの40㎞は短くありませんでしたが、20㎞地点を過ぎるとあとは下り一方。Albertson'sというスーパーで食料の買い出しをして、キャンプ場へ。

マネージャーのはからいで日陰のあるサイトに張った

 1泊10ドルでWiFiあり、シャワーあり、ランドリーあり。ここで決まりです。2泊する旨を伝えて20ドル支払いました。

 このキャンプ場は事前調査では電源プラグや水道も各サイトにアリとのことでしたが、私が指定された場所には見当たらず。隣のサイトにそれらしい物はありましたが壊れていて使えないようです。キャンピングカーの泊まるサイトにはありましたが、陽射し燦々であんな所にテントを張ると死にます。携帯端末の充電はGoal Zeroで出来るため問題ありません。

 さて、明日はどうしようか。明日のことは明日考えればいいさ。

走行距離: 41km
積算走行距離: 2265㎞

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☆Naturehike|自転車旅行とソロキャンプどちらにも使いやすい軽量テント。前室もあるから荷物スペースや雨天時の調理もできます。環境になじむ色合いにすれば、周囲の目から隠れたブッシュキャンプも可能

☆OneTigris|地面の影響を受けずに寝転がれるコットはテントでの快適な就寝に効果的です。夏場は熱気から、冬場は冷気から遠ざけてくれます。キャンプマットとの併用でさらに快適になります。

☆GoalZero|AC電源のない僻地やサイトに寝泊まりするときに手持ちの電子機器の充電をするのに太陽光を使えるようにすると助けになります。ゴールゼロは少し高価ですが、実際に私が自転車旅行で使って確かめましたが品質は間違いないです。

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