23日目【アメリカ】コンラッドへ 30セント拾う カリッとベーコン男

2014年7月2日
今日も暑い。俺はベーコンになったのか?日焼けで真っ黒になったらしい。

Glacier Gateway Innは右側にあるペンギン像が目印

 人少なめの朝食会場で腹一杯詰め込んでから出発しました。

「朝飯は大事。最初の30kmを爽快に走るには、炭水化物を腹一杯詰め込んでから走ることだ」

 2号線で進んで行きます。道は相変わらず果てしなく、そして暑い。日陰の無い炎天下です。

一本道はカナダよりアメリカの方が美しい気がする

 向かい風少々で緩い坂道を長〜く登らされます。景色は素晴らしいのですが、精神的に追い込まれていきます。体力もジリ貧です。

 一応水や食料は最小限まで減らして車体を軽くして臨んでいます。完全フルの状態から6㎏は軽いはずで、自分自身も痩せてきているのでもう少し軽くなっていると思います。

「ところが自分自身が痩せると通常発揮できる力が弱くなる。ある種の底力を発揮しやすくはなるが。バランスを求めると痩せ過ぎは良くないので、食べ物は基本、高カロリーが良い」


 途中にShelbyという街がありますが、お腹は空いていないし補給は不要ということで、15号線に乗り換えました。

アメリカの陸橋下にはよくお金が落ちてます

 この道唯一の日陰は道をまたぐ陸橋の下です。陸橋から陸橋へ、陸橋単位を目標にして走行と休憩をしていきました。そこで幸運にも30セント拾いました。クオーターダラーと5セントコインです。

 走行距離は77㎞程度ですが、Conradには死に物狂いの思いで辿り着きました。現在北米は日の入りが遅くて太陽の光に当たる時間がとても長く、走行中はちょうど炎天下の全盛。ハードワークです。

 先ずはスーパーで夜食を買わねばなりません。レジ係の人に「How are you?」と聞かれても何も答えず。疲労著しくかなり追い込まれています。立ち、歩くことに集中せねばなりません。

 今日のホテルは私行きつけのチェーンホテル、Super 8です。受付のオバちゃんが私の焼けた顔を見て「ベーコンみたい」。ベーコンの称号頂きました。

「ベーコンって。面白い称号を貰ってしまったな。かなり焼けてきているということか」

 部屋に着くとテレビで映画バイオハザードの1と2をやっていたのでそれを観ながら、スーパーで買ったパンやコンビーフを食べました。シャワーを浴びると気持ち良すぎます。

「コンビーフは少し高いが、タンパクと脂質の補給に使える。いつまで炎天下の走行が続くか分からないが、進むしかない。そろそろイエローストーンに関する情報を仕入れるとしよう」

走行距離: 77km
積算走行距離: 1772㎞

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