MSR MIOX浄水器の使い方 生水にリスクのある時

米軍採用の混合オキシダント浄化装置。道志箱根周遊自転車旅行をした時に使ってみました。その時のレポートです。

3リットルの水を浄化します。この水はキャンプ場の炊事場の水です。川や湖の水を考えていましたが、近年の放射能汚染の理由から止めました。
電池をセットし、ソルトチャンバーに岩塩を入れ、水で湿らします。この水は浄化対象の水でも何でもいいです。
電極部を浄化対象の水で満たし、蓋をします。そして30回程度振ると、ソルトチャンバーの岩塩と水が触れて食塩水ができます。電極部とソルトチャンバーは網で仕切られている構造です。
蓋を外して電極部に水が残っていることを確認し、装置のボタンを浄化したい水の量ごとの規定の回数押すと、塩素臭さとともに泡立ちます。

泡立ちが終わったら、浄化したい水に加えてよく振ります。
毎回やる必要はありませんが、付属の試験紙を浄水に当てて色を見ます。OKあるいはOK+なら浄化できています。

写真ではTOO LOWなので、食塩水を作るところからやり直しです。
浄化が完了したらキャップに浄水を入れ、そのまま蓋をします。口部分とキャップも浄化するわけです。

浄水は水に少量の塩を溶かしたものであまり美味しくありませんが安全な飲水は可能になるので、海外で生水しか飲めない場合はMIOXで浄化すると良いです。

浄化から30分後に飲水可能になりますが、4時間放置すれば、クリプトスコッカスなどの強力な細菌群も不活性化できるため、安全性が高まります。

水に溶かして飲む粉末飲料を溶かすと、塩素臭さや不味さを解消できます。

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